宣伝会議賞のすすめ

国内最大の公募広告賞「宣伝会議賞」を通じて、キャッチコピーの魅力を少しでも多くの人に伝えたいと願う素人のブログ。 目標はグランプリと100万円!!そして『日本一コピーのうまい葬儀屋』を目指します。


毎度のことながら、SKAT発売までが遠すぎる。かといってグランプリやファイナリストが掲載されてないのなんて二度と買いたくないし・・・。というわけでおとなしく待つしかないってことになる。


その間、特にめぼしいコンペもない。いや探せばあるっちゃあるけど、どうもピンとこない。「少しでも多く打席に立つ」なんて思いながらも、やっぱり賞金が出たり全国展開されたりとかじゃないとモチベーションがあがらない。


「何かしらコピーの勉強をしなくちゃ」
と思ってはいても、やっぱりどうしてもグタグタしちゃうもので、特に今はゼルダの伝説のせいであっという間に時間が過ぎていく。気がついたら朝?なんてこともあったりして。それでもようやくとりあえずの終わりが見えてきたかな?と思ったら、もうすぐマリオカートの最新作の発売日。子供たちも楽しみにしてるし、買っちゃうよね、絶対。う~ん、ダメだこりゃ。


そんなダメ人間のもとに静岡会のメンバーから飲み会のお誘いが。急だし平日だしその日も次の日も仕事だしほとんど諦めてたけど、どうしても行きたくて力ずくであれこれ段取りしてなんとか休みをねじ込んで参戦。


急な招集にもかかわらず、主要メンバーはほぼほぼ出席。どんだけヒマなのよw。これなら無理して来なくてもよかったかなぁ~なんて思ったりしたけど、やっぱり来てよかった。


いつものメンバーで、いつものように飲んで、いつものようにコピーバトルして、いつもと違う俳句バトルなんかもして、いつも以上にめちゃくちゃ楽しかったし、いつも以上に刺激になった。みんな仕事や私生活でいろいろ悩みながらそれでも頑張っててるんだな、自分だけダラダラしてる場合じゃないなと


今年は販促コンペに初挑戦したくて、牛角の案を見よう見まねで企画書に起こしてみた。初めてにしては割といい感じだと思ってたけど、試しに何人かに見せたらリアクションはいまひとつ・・・


販促コンペの説明のために、はじめに第1回グランプリ『コカ・コーラ シークレットメッセージ』を見せたのが失敗だった。あんな伝説の企画のあとじゃ、そりゃどんなアイデアもかすんで見えるに決まってる。けど、それを差し引いてもやっぱりインパクトが足りないのは明らか。むしろ思いつきで言った「CDショップの試聴機から突然焼肉を焼く音が流れる」ってやつの方がウケてた。もっともっとブラッシュアップするか、まったく別の方向で考えないと。みんなも応募する気になったみたいだし、ライバルは多いほうが燃える。当然負けるわけにはいかない。企画書なんて作ったこともないけど、目標はあくまでグランプリと100万円!!


5月にはピンクリボンもあるし、余裕があればSBSラジオのCMコンペにも出したい。C-1グランプリにもこっそり挑戦してるけど、まったく歯が立たない。それでも自分の力を測れるのはコンペしかない。たとえ結果はでなくても、打席に立てなくても、素振りだけは続けておかないと一生出番なんかまわってこないし、活躍なんてできっこない。


子供たちを説得して、マリオカートを買うのはちょっと待ってもらおう。買っちゃったら絶対に我慢できない自信がある!!






気づけば3月もおわりですね。その割にクソ寒い。おかげで仕事が忙しく、そのうえゼルダで超忙しいので更新が遅くなりました。



第54回宣伝会議賞が、その幕を降ろしました。402986点の頂点、栄えあるグランプリは・・・



子どもが苦手なものは一度揚げてみる。 平山瑞帆さん


日清オイリオグループ / 日清オイリオの食用油を使って、揚げ物をつくって、おいしく食べて、元気になる!そんなキャッチフレーズ


いやぁ~、共感もできるし愛情も感じられるし商品イメージにもマッチしてるしで、文句なしの素晴らしいコピー。予想ははずしちゃいましたが一応コピーゴールドには推してたので、ほぼほぼ当たりってことにしときましょう。それにしても予想が的中したのはCMゴールドとシルバー7本中たったの3本。まさか眞木準賞まではずすとは、見る目がないにも程がある。予想されたら受賞できないデスブログとか呼ばれてそう・・・。


グランプリを見て自分の応募作を見直したらこんなのが。



たまねぎが大嫌いな息子の大好物はオニオンリング。


ほら、なんていうか、まあ全然違うっちゃ~違うんだけど、何となくこう、言わんとしてることの方向性は似てるというか、そんなに大きく的ははずしてないじゃないかな~なんて思ったりしたりしてなんかゴメンナサイ

似たような切り口でも表現の仕方でその差は歴然。嫌いと好きの対比ありきで無理やり作ったコピーと、実感を元に素直に表現したコピー。どっちが強いかなんて言うまでもない。仲畑さんが総評でおっしゃってたように、今回はちゃんと「地に足がついた」ものが多かった。一見地味だけどちゃんと本質を見極めた機能するコピー。それでいて誰もが書けそうで書けないものばかり。

自分のは「なんとかこの商品を売りたい」ってことより「賞を獲りたい」って気持ちの方が大きくて、「センスあるね」って誰かに褒められたくて書いてるから、独りよがりの浮足立ったコピーになってる。と結果を見てからなら何とでも言えるんだけど、応募期間中は「上手いこと言えた!!」とついつい調子に乗ってしまう。もう何年も応募してるのに、毎年同じ過ちのくり返し。まったく父ちゃん情けなくて涙がでらぁ。

今年から始まった中高生部門。初回なので応募数は思ったより多くなかったけど、どれも勢いがあって新鮮だった。コピーの文法にとらわれずに、まさに今回のキャッチコピー『ジブンだけの言葉。ジブンだけの自由。』にふさわしい作品ばかりだった

息子が中学生なので、名前を借りて応募しようかと思ったけど出さなくてよかった~。まったく勝てる気がしないもん。コピーはこういうもんだって変な先入観がない分粗削りだけど素直でまっすぐ。そして余計な計算や打算がない。中途半端な知識で頭でっかちになってる自分には、もう一生書けそうにない

とはいえ、ないものねだりで嘆いてばかりいても仕方ない。センスや語彙力は圧倒的に足りないくせに、余計な知識と雑念だけはあり余ってる。それでも持ってるカードで何とか戦っていけるようにしないと・・・。

とりあえずSKATは予約した。傾向と対策にとらわれるなってのは重々承知。それでもコピーの面白さを教えてくれたのはSKATだし、間違いなく宣伝会議賞のバイブル。そういえば前回のはほとんど目を通さなかったなぁ。今回はガッツリ読み込もう。

そしてもう1冊、間違いなくコピーのバイブルになる本が出た。もちろん速攻買って速攻読んだ。



中村禎さんの著書


『最も伝わる言葉を選び抜くコピーライターの思考法』KIMG0006








すでにコピーライターさんをはじめいろいろな方が書評を書かれているようなので何番煎じになるかわからないけど、一言で言うととっても大切なことがとってもわかりやすく書いてある。もうね、ズバズバ刺さる言葉のオンパレードですよ。思い当たるフシがありすぎて、自分のために書いてくれたんじゃないかって思っちゃうそのひとつひとつがヒントと勇気をくれる。コピーのテクニック云々以前に、どれだけ相手のことに思いやることができるか?という当たり前だけどついつい忘れがちな人としての根っこの部分の大切さを再認識させられました。

だからこそコピーライター志望の方だけでなくサービス業全般、それ以外の業種の方が読んでも絶対にためになると思う。中村さんとは2回ほどお会いする機会に恵まれましたが、とにかく優しくてとにかく熱い方でした。この本にはそんな中村さんの人柄そのものが表れている。で、藤色が上品でとってもキレイ。

本当にものすごくわかりやすいので、読んだだけでいいコピーが書けるような気になっちゃいます。でも、ライバルたちも当然読んでるわけで。何度も何度もくり返し読み返し自分の中に落とし込んで、それを実践できないと本当のレブルアップにはつながらない。次回に向けて何をしたらいいか迷っていたけど、ひとつの道しるべができました。とにかく後悔しないよう、チカラを出します。






先日公式ページにて、第54回宣伝会議賞 ファイナリスト23作品が発表されました。いよいよ明日の贈賞式で40万2986点の頂点が決まります。

今年も例によってグランプリ&各賞の予想をしてみたいと思います。本当はファイナリスト発表後すぐにやるつもりだったのですが、ゼルダの伝説があまりにも面白くて面白くて・・・。すっかり遅くなってしまいました。

まず誰もが思ったでしょうが、CMが多い!!まさか半分以上がCM作品とは・・・。もしかしたら2年連続でCMがグランプリを獲る可能性もあるかも?次回はCMもチャレンジしてみようかな。

全体的にはインパクトよりも機能性を重視して選んでいるのかなぁって印象。よく言えば実用的、悪く言えば小さくまとまりすぎてる。こんなこと言うと負け惜しみにしか聞こえないだろうけど、突き刺さるような衝撃を与えてくれる作品が年々減ってきてる気がする。じゃあお前が書けよって言われてもムリなんだけど・・・・。

実際の広告と同じで、パッと見でどれだけ印象・記憶に残ったかその商品やサービスを使いたくなったかを重視して各賞を予想しました。3次通過者と照らし合わせると誰の作品かがわかるものもあるけど、今回も知り合い補正なしの独断と偏見で。



【グランプリ】


うちの旦那はまだ食べたことがないと思っています。(52歳 主婦)



アサヒグループ食品 / フリーズドライ食品を一度買ってみたくなるようなコピー


こういうのは普通グランプリを最後に発表するのが定石なんだろうけど、もったいぶらずにいきなり出しちゃいました。個人的にはこれがダントツ!!見た瞬間に「やられた」と思いました。「インスタントなのにおいしい」ってど真ん中の切り口を、視点を変えることで切れ味の鋭い変化球にしてる。真似できそうで真似できない。いつもはあんまり好きじゃないんだけど、(52歳 主婦)の設定も効いてる。まさか本当に52歳主婦じゃないよね!?実はこっそり手抜きをしてる=誰でも簡単に作れることがアピールできてるし、ギリギリ嘘っぽくなくて実際にありそうな絶妙なライン。ユーモアを交えながら、商品特性をしっかり訴求できていて文句なしのグランプリではないかと。



【コピーゴールド】


子どもが苦手なものは一度揚げてみる。

日清オイリオグループ / 日清オイリオの食用油を使って、揚げ物をつくって、おいしく食べて、元気になる!そんなキャッチフレーズ。


ニチバンの わが家の管理体制は、お店なら不祥事だ。 とどちらにしようかかなり迷ったより大きな視点で書かれていること、自分も同じ狙いで考えたけどこれほどストレートに表現できなかったので、こちらに軍配。実際うちの子供たちもフライにすると食べられるようになるものがあるから共感できる。子供の好き嫌いを少しでもなくしたいと願う母親の優しさも感じられて、商品のイメージアップにつながっている。



【CMゴールド】



「鮮度実感」篇(ラジオCM)

男「きれいな顔してるだろ、死んでるんだぜ。」
女「ウソでしょ...。」
NA「生きてるみたいに鮮度がいい。福島工業の冷蔵庫。」

 

元ネタ(タッチ)を知らない人にはそこまでインパクトはないかもしれない。けど、CMの中では素直に一番面白いと思った。生鮮食品を扱う冷蔵庫に、ある意味マイナスイメージの「死んでるんだぜ」ってのワードを持ってこれるセンスと勇気に脱帽。短くてシンプル、それでいて印象に残る。うまいなぁ~。



【眞木準賞】



おれホイホイ。

Yogibo Japan / 日本の皆さんがYogiboに座りたい、欲しいと思うアイデア


これは解説いらないでしょ。見るからにこれしかないもん。確かに上手いし、書けって言われても絶対書けないけど、なんでだろう・・・そこまで印象に残らないんだよなぁ



【シルバー】 7点


仕事から帰ってすぐに料理の仕度なんて、
残業みたいなものです。


アサヒグループ食品 / フリーズドライ食品を一度買ってみたくなるようなコピー



見えないものは、かくせない。

エステー / シャルダンの魅力を表現するコピー



「きょうだい」篇(ラジオCM)

エステー / シャルダンの魅力を表現するコピー



「100周年」篇(テレビCM)

霧島酒造 / 100周年を迎え、新たなスタートに立った霧島酒造を表すコピー




「コンビニにて」篇(ラジオCM)

クレディセゾン / 生活をするうえでの支払いを100%カード払いにしたくなる!しなくては!と思わせるような広告アイデア



「宅飲み」篇(テレビCM)

テンピュール・シーリー・ジャパン / テンピュールのマットレスで寝ないと、人生損をすると思わせるアイデア


わが家の管理体制は、お店なら不祥事だ。

ニチバン / もっとたくさんの人が「ワザアリテープ」を使いたくなるような広告アイデア


この辺はもう甲乙つけがたいというか、好みの問題よね。個人的にはコピー派?(ただCMが作れないだけ)だからコピーにもっと頑張って欲しかったんだけど、今回はCMの方が全体的にクオリティが高かったと思う。


さて、今回も偉そうに批評して予想して見ましたが、今まで当たったことないのよね・・・。選ばれてしまった皆さん、ゴメンなさい。そして選ばれなかった皆さん期待してもいいかもしれませんよ。いずれにしてもここまで残るということは本当に本当に本当に凄いことであって、仮に受賞を逃したとしても素晴らしい作品であることに変わりはありません。なんて所詮ひとごとなんで適当に言ってますが、やっぱり結果がすべてだし、今回どこで贈賞式やるのか知りませんけど、わざわざ出向く以上手ぶらでノコノコ帰れませんよね。

贈賞式に行く気マンマンだったので、明日は休み。本当は誰かと飲みたい気分なのですが相手もいないので仕方ない、ゼルダの伝説の合間にネット中継で皆さんの雄姿を嫉妬と羨望のまなざしで歯ぎしりしながら見ることにします。いいな~贈賞式。本当に心の底からうらやましい!!今ごろそわそわしてるんだろうな~。

もしブログを見てくださっている方がいたら、悪口でも何でもいいので話題にしていただけるとうれしいです。最終的な結果が出たら、またボロクソ言わせていただきますけど、負け犬の遠吠えですので大目に見てください。

贈賞式、楽しんできてくださいね。来年は必ずそこに行きます!!!

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