宣伝会議賞のすすめ

国内最大の公募広告賞「宣伝会議賞」を通じて、キャッチコピーの魅力を少しでも多くの人に伝えたいと願う素人メタボ親父のブログ。 目標はグランプリと100万円!!そして『日本一コピーのうまい葬儀屋』を目指します。

世のお父さん方はだいたいが奥さんに財布を握られ、毎月少ないお小遣いでやりくりしてるんじゃないかと思います。もちろんうちもそう。ちなみに1ヶ月のお小遣いは25,000円。これが多いか少ないかは比べたことがないからわからない。酒もタバコも雑誌も買わないし特に趣味もないとはいえ、昼飯代やガソリン代や散髪代まで賄うとなると毎月カツカツ。

結婚当初は30,000円だったのに息子が幼稚園に行くようになったころ「毎日お弁当を作るから25,000円にしていい?」との申し出があり、それならと了承。ところが弁当を作ってくれたのは最初の半年くらい。もちろんお小遣いは減らされたまま。ここ数年すっかり騙されてたことに気がついた。

こないだそれとなく値上げ交渉をしようとしたら「100万獲れないのが悪い!!」と意味不明の反論にあい見事に撃沈。さすがB型、理不尽すぎる。そもそも自由になるお金欲しさに始めた公募挑戦だけど、最近は宣伝会議賞以外には力を入れてないし、久々にラジオCMに挑戦しようかと思ったけど全然思いつかない・・・。


ツイッターで「アルバイト川柳」に応募してる人を見かけて、「10万は無理でも2万円ならイケるんじゃ?と」締め切り直前に10本ほど送ってみた。で、他の人の応募作をみて速攻であきらめた。う~んセンスはもちろんだけど、今はとにかくお金がほしい。

そんなあなたに、そう、プロミスがあるじゃない!!


ひとり供養祭 【課題 7】  ・・・プロミス 応募数50本

1次通過・・・複数 2次通過・・・1本



1.結婚式の招待状が、督促状にみえる。


2.今月は誰も結婚しませんように。


3.借りて笑うか、借りずに泣くか。


4.年中無休の味方。


5.いざというときも、いざというときじゃないときも。


6.ぼくらはみんな借りている。


7.お金にだらしないと思われない、唯一の相談相手。


8.先入観がチャンスをつぶす。


9.怖いお兄さんなんかでてきません。


10.たまたまお金がないとき限って、たまたま欲しいものがあったりする。


11.思い立ったが、即日。


12.お金は返せる。チャンスは取り返せない。


13.買えなかった後悔は、返せない。


14.一生後悔するくらいなら、素直に借りた方がいい。


15.買えないで後悔するより、買ってから後悔したい。


16.本当に必要なら、借金ではなく必要経費だと思う。


17.前向きな借金だってある。


18.ネコの手より借りたい。


19.返済は、忘れたころにやってくる。


20.お金がないと、素直に祝えなかったりする。


21.冒険をするには、お金がいる。


22.借りたくないのではなく、心配をかけたくない。


23.はじめてのアコム、のその前に。


24.心配かけ放題の相談相手。


25.借りることより、足りないことの方が問題だ。


26.「借りられる」って、いいことだ。


27.上手く借りれば、うまくいく。


28.金は天下の回り物っていうけど、俺のことだけ回ってこない。


29.お金がないとたいてい元気もない。


30.初めてはアコムで。二回目からはプロミスで。


31.お金は、貸すほうにも覚悟がいる。


32.親友だからこそ、できない相談がある。


33.あげるつもりで貸したりしません。


34.悪者かと思ったら、本当は味方だった。


35.約束は、守るためにある。


36.心配してくれないから、借りやすい。


37.お金がないからあきらめるって悔しくないですか。


38.親に相談すると、絶対に無理をする。


39.正義の味方じゃないけど、あなたも味方です。


40.香典を出すのをためらう自分が嫌になる。


41.最悪のタイミングで死にやがって。


42.よりによって、今月結婚しなくても。


43.ご祝儀、出世払いじゃダメですか?


44.信用してくれたのは、プロミスだけでした。


45.今は、今しかない。


46.夢をかなえるお手伝い。


47.ほぼボランティア。


48.欲しいものが買えないと、精神衛生上よくないと思う。


49.要は、使い方次第。




確かに50本応募したはずなのに、なぜか控えには49本しかない。謎だ。貴重な複数通過課題なので、もしかしたら5~6本通ってたりして・・・なんてことあるはずないのはこうしてみると一目瞭然。むしろ※マーク付きなのが謎だ。



応募当時の自信作は11だったんだけど、よく考えたらこんなん誰でも思いつくし絶対カブってるはず。でもそれ以外もどっかで見たようなコピーばっかりだし、正直いいと思えるようなコピーはひとつもない。もしかしたら幻の50本目がめちゃめちゃ良かったのか?



まったく期待していなかった課題でこの結果はいいような悪いような・・・。コピーを選ぶ力がないってことだから悪いよね、やっぱり。結果オーライで終わらせてたらその先には進めない。この辺のズレを何とかしないとならないんだけど、どうすればいいかがわからない。とにかく早くSKATが見たい。



いつものことですが、ひっさびさの更新です。


いわゆる「のど元過ぎれば熱さを忘れる」ってやつでして、SKAT発売までのこの期間は毎年のことながらやっぱりダレる。『次の勝負はすでに始まっている!!』なんてカッコつけて意気込んでみても、正直何にもないのにモチベーションを維持するのはキツイ。新年度で仕事やその他にやらなきゃいけないことも多いから、ブログの優先順位ランクは下がる一方なわけで。


しかも4月だってのにクッソ寒い。寒くなるとは聞いてたけどまさかみぞれまで降るとは思わなんだ。どう考えても嫌がらせだろ。こんなんじゃやる気のなさにさらに一層拍車がかかるのはしかたない。まあ完全な言いがかりだけどね。どうせ真冬に戻るなら1月くらいの「もしかしたら連絡来るかも?」なんて淡い期待を抱きながらワクワクしてたあの頃のテンションに戻してほしい。で、もう1度木端微塵になりたい。


SKATの発売が今月末らしい。さすがにSKATが出れば最終結果もわかるし少しはテンションが回復するはず。せめてそれまでには2次通過した課題くらいはちゃんと反省というか、応募作を公表しとかないと。自信作が通過しているかどうかの答え合わせの結果次第で、次への取り組み方も変えなきゃならないかもしれない。



ひとり供養祭 【課題 4】アットホーム・・・応募数27本

1次通過・・・1本 2次通過・・・1本


1.最終審査員はあなたです。


2.探す人が多いほど、探し物は早く見つかる。


3.数ある中から、数の多さで選ばれています。


4.部屋探しのためだけに、何度も上京できない。


5.部屋探し以外にも、やらなきゃならないことはたくさんある。


6.くまなくあるから、無駄なく探せる。


7.どこのアットホームで決めようか迷う。


8.どうしよう、全部の街に住みたくなった。


9.誰よりもその街に詳しいのは、誰よりもその街が好きだから。


10.多くの物件があるから、少ない時間で見つかる。


11.部屋探しが楽しいのは、最初の2~3件までだ。


12.地元の人よりその街に詳しい人がいる。


13.どこにでもある。だからどこにも負けない自信がある。


14.どこにでもあるから、どこにもないサービスができる。


15.各駅弊社。


16.徒歩5分の物件は、徒歩5分以内で探したい。


17.徒歩5分の物件を探すのに、徒歩5分以上の不動産屋には行きたくない。


18.山手線は29駅。山手線沿線の加盟店は2679店。


19.店舗が多いから、テンポよく探せる。


20.加盟店の数は、信頼の数。


21.桜のきれいな公園と、さば味噌のおいしい定食屋さんも教えてくれました。


22.5万件のネットワークと5万件のチームワーク。


23.物件以上に、見る目がある。


24.相談相手は、少なくとも50000人。


25.どこにもないをどこにでも。


26.住むのは私たちなのに、自分のことのように一生懸命探してくれた。


27.路地裏のボス猫の名前まで知ってるなんて。




物件数ではなく加盟店数の多さをアピールしてほしい!!というちょっぴり変わった謎課題。あれやこれやとひねってみたものの、フタあけてみればれば協賛企業賞の「物件数かと思った。」がこれ以上ないくらいシンプルで的確にクライアントの要望に応えてた。


正解を見ちゃえば「こんなんでよかったのかよ!!」なんて思うけど、その「こんなん」にたどり着くのは相当困難・・・ってこんなこと言ってるからダメなんだろうなぁ~。よくわからないからとりあえず普通に不動産屋のコピーを書いておいて、何とな~く拡大解釈すればきっとそれが加盟店数の多さのアピールに繋がるはず、と与えられたテーマを最後まで突き詰めなかったのが敗因。


自信作は15と21。21は個人的に好きな雰囲気ってだけでテーマと離れてるのに本命にしてた。ヤマハと同じで完全に自己満足ってやつ。でも好きなんだよな~。全体的に普通というか、ありふれてて特にこれといった印象のないコピーばかり。そうなってくると2次に残ったのは、少なくとも見た目のインパクトだけは他よりもマシな15かな~?ただ加盟店のこと弊社って言うのか?


課題に的確に応える協賛企業賞向けコピーと、課題から少し外れても印象に残るファイナリスト向けコピー。あいかわらずそのバランスが難しい。もちろん課題に応えた上で協賛企業にも審査員にも認められるコピーが1番いいに決まってるんだけど・・・。


全然関係ないけど、ライブドアブログって何だか安定してない。まったく同じように書いてるのに途中からフォントが違う。編集画面ではそれがまったくわからないし、プレビュー見て気づいても直し方がわからない・・・。使ってるテンプレートが悪いのかな?ただでさえ読みにくい文章をさらに読みにくくしてどうするのよ!?


グランプリ決定から早一週間。いつものようにツイッター検索してみても、グランプリのコピーや受賞者さんのブログがちらほら話題にあがるくらい。自分の中でもあれほど盛り上がってたのがウソのようにすっかり抜け殻状態で、終わった感がハンパない。他のコンペにチャレンジしようなんて気力もテンションもない。わかりやすくいうといわゆる「賢者タイム」ってやつね。


でももうすでに3月後半。あと5か月ちょっとでまたすぐ次がやってくるわけで。受賞作との圧倒的な差を見せつけられて、この短期間でいったい何ができるのか?講座に通う時間も余裕もなく、指導や添削してくれる人がいるわけでもなく、すぐ近くに語り合える仲間がいるわけでもない。


しかも今回はグランプリ・コピーゴールド・CMゴールド・眞木準賞などの重賞を本職がコピーライターでない方々が受賞されていて、今まで姑息にも予防線として使ってきた「自分は素人だから」という言い訳は完全に使い物にならなくなってしまった・・・。正直どうしたらコピーが上達するのか見当もつかないし、何をどうすればいいかわからない。受賞作を見て「こうすればいいんだ」とか「これでいいんだ」と思っても、それはその時一瞬だけ何となくわかったつもりになってるだけに過ぎない。


この6~7年、毎回同じことで悩んで凹んでのくり返し。で、結局行き着く先は「とにかくやるしかない」って当たり前の結論。宣伝会議賞は終わっても敗者にとっての本番はむしろこれから。自分にできることを地道にやるしかない。


そんなわけでひとり供養祭を再開します。今更ボツ作品なんて何の需要もないだろうけど、自分でできることのひとつとして、んで自分に鞭打つためにも公開処刑をしていきます。で、再開一発目は応募作全882本の中で圧倒的ベスト、間違いなくファイナリストだと信じて疑わなかったコピーがあるこの課題。




ひとり供養祭 【課題 36】ヤマハミュージックジャパン・・・応募数40本


1.あなたの音をきかせてください。

2.しょうがないなぁ、そんなに聞きたいならちょっとだけ。

3.誰もがみんな、自分だけの音を持っている。

4.ようこそ、音楽のまん中へ。


5.はじめて弾けた曲は、一生忘れない。


6.「音楽」って言葉を作った人はきっと、今のぼくと同じ気持ちだったんだろうなぁ。


7.楽器をもってナンパすると、成功率があがるらしい。


8.弾いてみたい楽器がない人なんて、きっといない。


9.わたしの心を動かした曲で、誰かの心を動かしたい。


10.運命と出会って、運命がかわった。


11.弾きたい曲がある。聴かせたい人がいる。


12.今日から和夫じゃなくてKAZUって呼んでくれ。


13.バンド名だけはずっと前から決めてある。


14.ヘタクソな演奏だったのに、母は本気で拍手をしてくれた。


15.ぼくの音で誰かが歌う。わたしの音で誰かが笑う。


16.僕はいま、音楽のまん中にいる。


17.ドとレとミとファとソとラとシの音が出ない、けど楽しい。


18.トライアングル以外は、無理だと思ってた。


19.わたしが弾く曲は、わたしに似ている。


20.わたしの武器は、楽器です。


21.あなたの音は、あなただけのもの。


22.大嫌いだった曲が大好きになった。


23.ベートーベンがすごいのは、運命と髪型だけかと思ってた。


24.叶えたい夢に、武道館ライブが加わった。


25.まだ2回しか通ってないのに、みんなに自慢した。


26.こんな風に弾けるなんて、自分が一番驚いた。


27.今ならジャイアンの気持ちがよくわかる。


28.みんなに自慢したくて、かくし芸大会を企画した。


29.いつかおばあちゃんの大正琴とセッションしたい。


30.正直言うと、文化祭に出てるバンドがうらやましかった。


31.聞きたい曲より、弾きたい曲が増えた。


32.ついでにサインの練習もしとこっかな。


33.レッスン帰りに、路上ライブに飛び入り参加した


34.どんな場所でも、楽器を持てばステージになる。


35.ギター侍も流行ったし、今度はバイオリン忍者とかどうだろう。


36.才能なんかなくたって、音楽はたのしい。



37.★★★聞くだけで泣ける曲、弾けたらどうなっちゃうんだろう。★★★






38.母の日に、母の好きな曲を贈った。

39.モテる保証はできませんが、楽しさは保証します。


40.え~!?禁じられた遊び、知らないの?




「えっ!?そんなコピーどこにあるの?」って、いやいやいやいや目の前にあるじゃないですか、ひときわ輝きを放っているコピーが。他のもまあそんなに悪くないけど、ひと目見ただけで飛び込んでくるような圧倒的存在感のやつ。えっ?わからない?もしかして文字化けしてます?エロサイトの見すぎでウィルスにでも感染したんじゃないですか?ちゃんと対策した方がいいですよ。無料のavastもいいですけどやっぱり少しお金を出してでも・・・






ごめんなさい、もういいです。








所詮1次止まりだし、その1次通過すらもこのコピーじゃない気がするし・・・。



でもね、冗談でも何でもなくホントの本気でいいコピーだと思ってたんですよ。聞いたら泣いちゃう曲って絶対誰にでもあるでしょ?で、それをもし自分で演奏できたら・・・なんて思ったことありません?もっと泣いちゃうのかな?とか逆にすっごい笑顔になるのかな?とか。共感もあるし、楽器を弾けるようになった未来の自分を想像させるワクワク感もあるし、自分で言うのもあれなんですがなんていうかコピーの雰囲気とかテイストがメチャクチャ好きだし、「これはきたな」と。まぁ全部自己満足だったんですけど・・・。すべったギャグを必死で解説するのと同じくらい痛々しいですね。


シルバーや協賛企業賞をみると、もっと具体的っていうか、楽器を身近なものにしようっていう積極性が感じられて、納得感もすごくある。それに比べるとやっぱり抽象的というか、インパクトが足りなかったかな~。でも、正直未だに悪くないと思ってるんだよな~。誰かこんな未練タラタラな自分にはっきりとトドメをさして下さい。

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