宣伝会議賞のすすめ

国内最大の公募広告賞「宣伝会議賞」を通じて、キャッチコピーの魅力を少しでも多くの人に伝えたいと願う素人のブログ。 目標はグランプリと100万円!!そして『日本一コピーのうまい葬儀屋』を目指します。

2014年11月

さすがに締め切りから1ヶ月も経つと宣伝会議賞の話題なんてすっかりなくなっちゃいますね。ツイッターやブログを検索しても目新しいコメントは全然ないし、チャレンジブログもなかなか更新されないし。まあ当然といえば当然なんだけど、宣伝会議賞マニアとしてはちょっと寂しい。締め切りから発表までが長いから、たとえば審査の途中経過の報告とかあったりすると少しは中だるみの解消に・・・ならないか。

そんなこといってる自分もすっかり中だるみ。ひとり反省会も3回目にして早くも挫折の予感。だって仕事は忙しいし、寒いし、眠いし、C-1グランプリは難しいし・・・。何よりやる気が出ない1番の理由は、次の課題でろくなコピーが書けなかったから。


【課題3 アソビズム】 ドラゴンポーカーをみんなでアソビたくなるキャッチフレーズ

未だにガラケー使いに自分はスマホゲームにはまったく興味がない。おそらくスマホだったとしてもやらないと思う。面白くないとか課金するのがバカバカしいとかじゃなくて、単純に画面が小さいから。FFレコードキーパーとかやったらめちゃくちゃハマりそうだけど、太い指で小さいアイコン?をチマチマやるのがつらい。テレビにつなげて別売りのコントローラーでできたらいいのに・・・。それじゃスマホゲームの意味ないけど。

そんなわけでスタート時点から半分さじを投げて放置。ワンポイントアドバイスを見てから考えようと前半戦は一切手をつけず。そのアドバイスも「20~30代ターゲット」「ひとことでドラゴンポーカーをやりたくなるようなコピー」(うろ覚え)とヒントになりそうな目新しいものがはな~んにもない。

仕方がないのでホームページから拾ったキーワード、「ポーカー」「250万人」「シャウト」「5人協力」「合体」あたりを入れつつ、そこから少し広げたものをいくつか作ってみる。けど、どれもこれもありきたりすぎてインパクトのかけらもない。結局30本(これすらうろ覚え)ほど応募したけど、作った本人でさえひとつも思いだせるコピーがない。当然通過は絶望的。

全然関係ないけどドラゴンポーカーって略しにくいのもよくない。ドラポとか言われてるみたいだけど語呂が悪い。パズドラとかモンストのように言いやすくないと拡散してかない。そこまで考えてネーミングしないとダメだろ!!なんて思ってたら他人事じゃなかった。このブログタイトルってうまく略せない。「せんすす」じゃ微妙すぎるし。前のブログは未だに略称だけでわかってくれる人がいるのに。もっと考えてつければよかった・・・。

先日ようやく手に入れました。地元では当然売ってないので、家族サービスのついで(というよりこの本を買うのメイン)で都内の書店で購入。で、一気に読み終えました。

10440992_1502993019975846_3498977017393702860_n以前からノープロブレム無料広告学校の講義録を読んだりしていましたが、そこでは理解しきれなかった内容や専門用語が詳しく説明されていて、とにかくわかりやすい。

書いてあることは広告コピーが何のためにあるのかという大原則。広告コピーにとって最も大切なこと。基本中の基本であり当たり前のこと。

その基本的なことがまったくわかっていないということをこれでもかと思い知らされました。そしてあらためて、コピーライターって職業の凄さと存在価値を思い知らされました。



宣伝会議賞と実際のコピーライターの仕事とはかけ離れた部分もあるけど、いいコピーの根っこはすべて同じ。これを読んでしまうと、自分の考えたコピーどれだけ薄っぺらいかがよくわかる。もし応募期間中に読んでいたら、自信をもって出せたコピーは一本もなかったかもしれない。

これからコピーライターを目指す人は絶対に読むべき一冊です。


【課題2 旭化成】  
「フロッシュ」の食器用洗剤を使いたくなるアイデア


こんなすんごい本を読んだあとだと自分のコピーをどうこういうことすらおこがましいのですが、それだとブログそのものが終わってしまうのでその辺はあんまり気にしないことにしときます。

ドイツ生まれの食器用洗剤フロッシュ。基本的な特徴は以前出たシャボン玉石けん台所用と同じなので、過去作品とのカブリに注意しつつとりあえず環境にやさしい・手肌にやさしい・でも洗浄力がある・香りが良くて好みで選べる・オシャレのそれぞれの方向でコピーを作る。ただどれもフツーというか既視感いっぱいでいまいちピンとこない。ぶらぼうにうまい。みたいにドイツ語とうまく絡められないかと試みたけど、そもそも知ってるのがグーテン モルゲンくらいしかない・・・。

料理はわりと好きで自分でもよくする。でも作って食べるまではいいんだけど何よりも面倒なのは片づけ、特に洗い物。その場ですぐに洗えばいいんだけど、ついつい溜め込んじゃう。妻も家事の中では洗い物が一番キライらしい。そこで環境や肌にやさしいのも、香りが良くて好みで選べたりボトルがオシャレなのも全部ひっくるめて、フロッシュがあれば洗い物が楽しくなることを表現することにした。

といってもそんなに都合よく言い表せるフレーズなんかなかなか出てこない。それでもようやくひねり出したコピーを他のと一緒に妻に見せたら「これが一番いい」とのお墨付き。ターゲットど真ん中の妻に褒めててもらえると自信が出る。いつもはまったく当てにならないから期待ハズレに終わるかもだけど・・・。

応募したのは31本。本当はもっとあったんだけど似たような表現しかできてないのは削除した。そして勝負コピーはその1本。フロッシュじゃないと成り立たないし、リズム感もあると思う。狙いはずばり、協賛企業賞!!ただやりやすい課題なので競争率は高いだろうし、いいコピーが集まりそうな予感。


第52回宣伝会議賞の応募総数が発表されましたね。その数、過去最高の52万3392点。うん、すごい。でもすごいけど想定の範囲内というか、48万も52万もそんなに違わないというか・・・。まあ7回目の挑戦ともなるとこの程度でいちいち驚くほどピュアではなくなったってことですかね。それにしても52回で52万って覚えやすくていいな。

ご近所に宣伝会議賞仲間でもいれば毎日飲みに行ってあれこれ語り合いたいところですが、そんな友達もいないので例によってひとりで悶々と反省会でもしてみます。今回は取り組んだ課題も少ないので、なんとか発表までに終われるかな?


【課題1 アイリックコーポレーション】  保険クリニックに行きたくなるようなコピー


初っ端の課題がよりによって保険。最初の課題は目に触れることが多いので自然と考える機会も増えるんだけど、今回は10月中旬くらいまでほとんど手をつけられなかった。理由は、天国に遅れてやってきた妻のせい。

過去にとてつもなく印象に残ってるコピーがあると、何となくそれが基準になってしまう。無理だとわかっていても、そのコピーを超えないといけない気がする。で、保険といえばまっ先に思いつくのがこれ。


天国に遅れてやってきた妻が、いきなり私にビンタした。 
(第48回グランプリ 水谷俊次さん)


自分も応募したけど、散々苦戦した挙句1次通過すらできずに玉砕。その手も足もでなかった課題で、どうやっても出てこないような衝撃のコピーがグランプリ。こんなん相手にしたら勝てるわけがない。それがトラウマというか苦手意識みたいになってて、最悪捨て課題でもいいかと保留にしたままだった。

後半になって、さすがに全体的な本数が少ないことに焦りとりあえずチャレンジ。しばらく悩むも案の定どこかの保険会社のHPにありそうなコピーしか出てこない。やっぱり無理かな?と諦めかけたとき、ようやくあること気がついた。この課題は保険そのものではなく、あくまで保険相談窓口だってこと。そんな当たり前じゃん!!って思うかもしれないけど、これって自分とってはとても重要なことだった。

自分自身、保険のことなんかまったくわからない。それどころかこの歳になっても自分がどんな保険に入っているのか?それ以前に入っているのかどうかすらもわからない。それなのに何となくイメージだけで保険あるあるばかり考えてた。でもそうじゃない。保険のことを知らない自分=保険クリニックのターゲット。だったら自分が保険に対して思ってることを素直に出せばいいんじゃないか?

そしてもうひとつ。直接かかわることが少ないし、今すぐ必要なものでもないから、気にはなるけどとりあえず放置。わからないことや知りたいことはあるけど、どこにどう相談したらいいかわからない。これってそのまま自分の仕事にも当てはまる。保険クリニックと自分の仕事は共通する部分が多い。そこに気づいてから今までよりすんなりコピーが書けるようになった。

課題の性質上、あまり奇抜な表現はできそうにないし、知名度からするとグランプリも出そうにない。あくまで独断と偏見だけど。なので自然と協賛企業賞向けのコピーを目指すことになる。基本は保険あるあるメインで。それに普段お客さんとの話でよく出るキーワードを使って考えてみた。

最終的な応募数はまさかのMAX50本。自分でもこんなにできるとは予想外。しかも勝負コピーも1本できた。シンプルすぎるくらいシンプルでインパクトはあまりないけど、保険クリニックがどんなところか誰にでもよくわかるんじゃないかと思う。やっぱり経験から生まれたコピーは自分でも納得感が違う。他のはともかく、これだけは最低1次通過して欲しいなぁ。

勝負コピーはできたけど、もっと早く取り組んでもっと早く気づいていれば、もっといいコピーができたかもしれないと思うとちょっぴり悔いが残る課題。


宣伝会議賞最終日。

本日13:00、第52回宣伝会議賞の応募が締め切られました。今回はサーバートラブルもなく無事に終えられたようでなによりです。

1年でいちばん楽しくていちばん苦しい2か月と4日、終わってみれば本当にあっという間。とりあえずしばらくはコピーが書けずに凹むこともないのでホッとしてますが、明日から何をして過ごしたらいいのかわからない・・・。

今回の応募数は882本。駆け込みで何本か適当に送ったけど、ちゃんと控えてある本数として。4日延長されたにもかかわらず前回とほぼ同数。当初の目標である1000本にはほど遠いし正直ちょっと物足りないけど、その分質は上がってる・・・はず。

9月中はわりと順調でしたが、10月に入ってからはイベントごとや体調不良も重なって絶不調。後半持ち直して何とか前回結果を残せた縁起のいい応募数800本に届くことができました。いや~延長期間がなかったらヤバかった。まあ「もっと時間を作ればよかった」とか「こんな仕事が忙しくなかったら」とか言い訳めいたことはたくさんあるけど、そういう運とかタイミングとか全部ひっくるめての結果が今の自分の実力です。たぶんこれ以上時間をかけても今以上のコピーはできない・・・そう信じているので不思議と後悔はありません。(今だけかもしれないけど)

自信があるかと聞かれれば正直わからないとしか言えないけれど、応募した人は全員グランプリを目指し、それを夢見る権利がある。なので当然グランプリまで飛んでいくつもりです。予定としてはファイナリストに加えて、協賛企業賞W受賞くらいイケるんじゃないかな~?なんて絶賛妄想中!!応募総数が発表されたらデカいこと言えなくなっちゃいそうなので、今のうちに叩けるだけ大口叩いときます。

勝負コピー10本とそれに次ぐ自信作10本、上位20本にすべてを託しました。20本中どのくらい残るかで、自分にコピーを見る目があるのかがわかる。できることなら20本とも、最低でも1次通過してほしい。かなり贅沢ですね。ついでに残りの860本の中にもお気に入りのコピーがいくつかあるので、ダークホースが出現することもちょっぴり期待。本当に贅沢だ。

応募作を発表するわけにはいかないけど、結果が出てからの後付けと思われるのもなんなんで、上位20本のコピーがある課題だけ先にいっときます。


【課題1 保険クリニック】 
【課題2 旭化成】 
【課題4 アットホーム】
【課題5 ECC】 
【課題10 キッコーマン】
【課題12 牛乳石鹸】 
【課題13 霧島酒造】 
【課題16 相模屋食料】 
【課題17 サントリー】 
【課題20 セコム】 
【課題22 ダイキン】 
【課題25 トゥ・ディファクト】 
【課題30 日本レジストリサービス】 
【課題36 YAMAHA】


以上14課題です。ってこれだけ見てもあんまり意味ないか。じゃあこれでどうだ!!キッコーマン・セコム・YAMAHAはファイナリストを目指せると本気で思ってます。おいおいそんなこと言って大丈夫か?完全に死亡フラグだろ。これで1次通過発表のとき名前がなかったら・・・想像するだけで胃が痛い。

すっかり抜け殻状態ですが発表まですることもないので、またぼちぼち各課題のひとり反省会でもはじめるつもりです。いつも中途半端なので今回こそ完走を目指します。

ひとまずは、皆さんおつかれさまでした。ほぼ愚痴のみで大したことも書いてないし、特に宣伝もしてないのに、期間中たくさんの方々にアクセスしていただきました。本当にありがとうございます。できることなら皆さんの中の誰かと贈賞式でお会いしたい!!ひとりでも多くの方にいい結果がでるように願っています。とりあえず1次通過発表までの3か月、めいっぱいドキドキワクワクしましょう。






ただし、てっぺん獲るのは俺です。(ひかえめに)







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