宣伝会議賞のすすめ

国内最大の公募広告賞「宣伝会議賞」を通じて、キャッチコピーの魅力を少しでも多くの人に伝えたいと願う素人のブログ。 目標はグランプリと100万円!!そして『日本一コピーのうまい葬儀屋』を目指します。

2014年12月

2014年も残すところ数時間となりました。職業柄、ガチで年中無休のせいであいかわらず年末感みたいなのはまったくと言っていいほど感じないけど、やっぱり大切な節目。そこで今年1年を振り返ってみます。といっても、書くことなんてひとつしかない。



第51回宣伝会議賞 シルバー受賞!!!



もうこれに尽きる!!!体内カレンダーが宣伝会議賞を基準にできているので気持ち的には去年のできごとみたいな感じだけど、3月なんだよなぁ~。これはもう自分史上ベスト3に入るくらいの奇跡。これだけで「最高の1年だった」と言わざるを得ない。



シルバーを受賞して夢だった贈賞式に行けたことはもちろん、それ以上に何よりうれしかったのはコピーを通じて知り合った方々に盛大にお祝いしてもらえたこと。現役のコピーライターさんをはじめ、SKATを眺めては勝手に目標にしてた方々にも「いいコピーだね」って言われて、こんな素敵なプレゼントまで。ほとんど友達もいない素人の40のオッサンが、こんなリア充な気分を体験できるのは間違いなくこれが最後。お葬式だってこんなに人が集まらないもん。

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これ全部家宝



初っ端に今年の運、というか今後の人生の運をぜ~んぶ使いきっちゃったから、後半のコンペは鳴かず飛ばず。まあ本来の実力からすれば当然なんだけど・・・。仕事面でもあまりよくない方向に変化あったりして、もしこの受賞がなかったらトータル的には完全にマイナスだったはず。


受賞を機に「初心に返るため」と偉そうに宣言してブログをやめたのに、こっそり新ブログをはじめ、そのくせ更新はサボり気味。それでも毎日チェックしてくれてる人がいるなんて、本当にありがたいことです。クソコピーしかできなくてセンスのなさを嘆いたり、結果が出せずに心が折れそうになったときでも「次は何とか頑張ろう」って思えるのは、そんな皆さんのおかげです。そしてこうして好きなコトに打ち込めるのは、文句を言いつつも応援してくれる家族のおかげです。こうして考えると、なんやかんやあってもやっぱりとっても幸せな2014年でした。


本年も皆様にはたいへんお世話になり、誠にありがとうございました。来年もこの調子てグタグタしながらテッペン目指していきますので、何卒よろしくお願いいたします。それではよいお年をお迎えください。







コピーライターの岩崎俊一さんがお亡くなりになりました。

岩崎さんは広告やコピーに興味がない人でも必ず1度は目や耳にしたことがある、数多くの素晴らしいコピーを生み出した憧れのコピーライターさんです。



年賀状は、贈り物だと思う。
 
日本郵便

やがて、いのちに変わるもの。 ミツカン

幸福は、ごはんが炊かれる場所にある。 ほっともっと

父は、君が好きです。ただ、それだけです。 ミキハウス

人は、書くことと、消すことで、書いている。 トンボ鉛筆

花を育てるようになると雨が好きになる。 積水ハウス



これ以外にもあげだしたらキリがないけれど、コピーに興味持ち始めた頃、「これいいな~」と感じたものの多くは岩崎さんの作品でした。そしてキャッチはもちろん、洗練されて無駄がなく、それでいてほっこりと優しいボディコピーも心がキュッとなるような傑作ばかりでした。


中でも1番好きなのがこのコピー。



負けても楽しそうな人には、ずっと勝てない。 
セゾン生命保険



素人がコンペに挑戦してもそう簡単に結果が出るはずもなく、それでもいっちょまえにセンスのなさを嘆いて凹んでいました。そんなときに岩崎さんの著書「幸福を見つめるコピー」でこの作品を知り、ダメでもともと、自分が好きなコトなんだからどんな時も楽しくやろうという勇気と力をもらいました。そしてそれがブログを始めようと思ったひとつのきっかけにもなりました。

いろんなコピーの本を読みましたが、思わず涙が出てしまったのは「幸福を見つめるコピー」だけ。今でもことあるごとに読み返し、その度に泣いています。もちろんお会いしたこともないけれど、とてつもなく大きな影響を受け、そして恐れ多くも勝手に目標としていて「いつかこんなコピーが書けるようになりたい」と思っていました。

トークイベントをされるという告知もあったので、突然の訃報に本当に驚きました。しかもまだ67歳。あまりにも早すぎます。もっともっと幸せなコピーを見たかった・・・。

心よりご冥福をお祈りします。




この時期のもうひとつの悩みが年賀状。自分は友達もいないので出すのは親兄弟くらいだからいいんだけど、大変なのは妻の方。両親や親戚はもちろん、たいして仲良くないママ友にもお付き合いで出さなきゃならないらしい。

で問題なのは、ネット上でもたびたび話題になる「子供の写真はありか?なしか?」ってやつ。個人的にはどっちでもいい。他人の子供の成長なんて確かにそんなに興味ないけど迷惑だとも思わないし、文字だけの年賀状が冷たいとか事務的だとかも別に気にならない。わざわざ年賀状を贈ってくれたって気持ちの方が大事なんだから、内容はともかくそこは素直にありがとうでいいと思うんだけど・・・。

ただママ友とやらの年賀状はそう簡単ではないらしい。写真ひとつ載せるにしても細心の注意が必要なんだとか。たとえば旅行とかディズニーのやつだと「お金持ちよね~」とか「お土産もらってないんだけど」と言われ、七五三とかのイベントでちょっと可愛い服装してると「必死で1番いい写真選んだんだ~」と思われそう。かといって普段の写真だと「送る意味ない」とか「子供が可哀想」とか、とにかく何をやっても必ずイヤミを言われるらしい。コンビニで売ってるソフトで作るときも、デザインがかぶらないようにしないとダメだとか。そのうえ相手の年賀状が届いたらすぐにLINEで「可愛いね~」って思ってもいない感想を送るんだってさ。そんなんならもうやめちまえ!!勝手に作れと言いたいところだけど妻はパソコンいじれないし、結局は自分がやるしかないわけで。いつからこんな変な人が多くなったんだろう・・・。


【課題6 SRGタカミヤグループ】 SRGタカミヤグループの広告アイデア


完全に捨て課題だったけど、締め切り直前にテキトーに作ったやつを2本だけ送りました。どっちもただ足場って言葉を入れてみただけの何のひねりもないやつ。もちろん通過は絶望的。

反省会なんだから「こういうコピーを出せばよかった」みたいなのがあればいいんだけど、それすら思い浮かばない。完全にお手上げ。こういうやつをどう処理するかで本当の実力がわかるんだよなぁ・・・。アピールポイントを絞り込むのが難しい課題だから応募数は多くなさそう。協賛企業賞は王道系コピーが選ばれそうな予感。


5年生の息子、1年生の娘がいる。この時期になると「プレゼント決めてサンタさんに手紙書かなきゃ!!」とテンションがあがるはずなのに、息子の様子がおかしい。モノによっては用意する時間がかかるので「早く決めないとサンタさんこないよ~」と急かしてみるものの、「別に欲しいものないからいらない」の一点張り。

ふたりでお風呂に入ったときに理由を聞いてみたら、学校の友達に「サンタなんかいるわけないじゃん。親が用意してるんだよ。」と言われ信じてたことをバカにされたらしい。さらに悪いことに、自分たちに聞けないからこっそり祖母(妻の母)に電話したら「サンタなんてまだ信じてたの?」とトドメをさされたと。「もうとっく知ってるのかと思った」とあとから謝ってきたみたいだけど、その辺はもうちょい空気を読んでそれなりの言いかたってもんがあっただろうに・・・。

同級生に比べて幼いところがあったけど、それにしたってこんなにガッツリ落ち込むとは思わなかった。しかもゲームにしようとかラジコンにしようよって提案すると「だって高いじゃん」と急に値段のことまで気にするようになってしまった・・・。コンペで落選するたびに「賞金欲しかったのに~!!」と騒いでるせいもあるかもしれない。とりあえず娘は思いっきり信じて楽しみにしてるから「手紙は一緒に書いてあげて」とお願いしたけど、できるだけ夢を壊さずに説明するにはどうしたらよかったんだろう?とちょっぴり後悔。こういう時センスのある人はうまい返しや説明ができるんだろうなぁ。


【課題5 ECC】 ECCで外国語を習う動機づけとなるような広告


さてさてやってまいりました、序盤の大ボスECC。サランラップ亡き今、応募者を悩ます課題の頂点と言っても過言ではない。過去にあらゆる視点や切り口を見ている分、「もうこれ以上は無理」ってやる前から思っちゃってる。でも毎回必ずいい作品があって、ファイナリストに複数残ってるんだよねぇ。グランプリも狙える課題だけにやらないわけにはいかないし。常連組よりむしろ初挑戦の人の方が先入観にとらわれなくて有利かもしれない。

テーマはいたってシンプル。「世界平和のために~」とか「子供に習わせるために~」って設定がないので、何でもあり。ただ自由度が高いとその分的を絞るのが難しい。とりあえず定番の英語あるあるから作ってみる。といってもほとんど出尽くした感があるので、同じ切り口でも単語や表現を工夫しなくちゃ勝負にならない。そう思ってグチャグチャこねくり回してみたものの、やっぱりどこかで見たことあるコピーの劣化版しか出てこない。

ならいっそのこと、定番フレーズを使ってその既成概念をとっぱらってやればいい!!と外国語といえば誰もが必ず使うであろうフレーズ「言葉の壁」をあえてチョイス。この手垢まみれの壁をどうにかすればきっと新しい価値が生むことができると希望に燃えて、とりあえず壊したり・超えたり・登ったり・低くしたり・穴をあけたり・地面を掘ったり・遠回りしたり・すり抜けてみたり・なかったことにしたりしてみたけど、う~んどれもこれも中途半端で欠陥工事って感じ。

MAX50本を出して、勝負コピーは結局あるあるから1本だけ。せっかくなので言葉の壁を入れたコピーも5本くらい出したけど、1次の壁すら通過できそうにない。やっぱり何度やっても難しい課題。でもなくなるのは淋しい。次回もっとあると信じて今から考えておこう。って前回も言ってた気がする・・・。


今年も残り少ししかなくて、1次通過の発表までは60日弱。それに対してひとり反省会の残り課題は38。ひとつも応募しなかった課題を飛ばしたとしても、2日に1度は更新しないと間に合わない計算。ということはこの時点でほぼ100%無理ってことよね。毎回ちゃんと反省できなかったことを反省しているふりをしてるだけな気がする。

過去に宣伝会議賞に応募したコピーは全部保管してある。で、同系統の課題が出たときは当然見返してみる。「これは絶対イケる!!」と思いついたコピーが、前回とまったく一緒でしかも1次すら通過してないなんてこともよくある。ブログの反省記事も、当時はどんなことを考えてたかがわかるから見直すようにしてる。ほとんど愚痴ばっかりで役に立つことはあまりないけど。でもきっとまったくの無駄ってわけじゃない・・・と信じたい。


【課題4 アットホーム】 アットホーム加盟・利用不動産店


2年連続のアットホーム。ただしテーマが微妙に違う。前回は「アットホーム加盟店へ行きたくなるようなコピー」だったのに、今回は「加盟店の多さにユーザーが驚愕するようなコピー」っていうよくわからない一文が。そのせいで戸惑った人もきっとたくさんいたはず。

ただこれをそのまま鵜呑みにしちゃうとダメなんだろうな~と勝手に判断。数アピールだけだと表現の幅がかなりせまくなっちゃう。「数が多い=情報がたくさんある=きめ細やかなサービスができる→だからアットホームに行きたくなる。」ってことなんだよと自分に言い聞かせて、店舗数のことはとりあえず置いておくことにした。

前回ひとつ通過してないから、同じようなものを出しても無駄なことはわかってる。しかも家探し系の課題は過去にも頻出してるので、誰でも思いつきそうな切り口はすでに使い古されてる。HPを眺めながら何か突破口はないかと悩むものの大苦戦。そんなときに何となく見返したひとり反省会の記事に、割といいこと書いてあった。数アピールとはずれちゃうけど、その方向で何本か作ってお気に入りのコピーもできた。

でもワンポイントアドバイスを見たらやっぱり数アピール重視っぽかったので、後半は課題に沿ったコピーも入れてみた。応募数は27本とやや少なめ。前回の反省を活かしたお気に入りの1本が勝負コピー。これが最低でも1次を通過してくれないと、ひとり反省会の意味がなくなっちゃうな~。ちゃんと店舗数アピールの作品が選ばれるのかどうか、協賛企業賞の結果が気になる課題のひとつ。


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