宣伝会議賞のすすめ

国内最大の公募広告賞「宣伝会議賞」を通じて、キャッチコピーの魅力を少しでも多くの人に伝えたいと願う素人メタボ親父のブログ。 目標はグランプリと100万円!!そして『日本一コピーのうまい葬儀屋』を目指します。

2018年05月


来ちゃった・・・
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ここから地下鉄で約20分の『星ヶ丘』駅へ。なんとなくのどかな田舎をイメージしてたけど駅出てすぐに三越あるし、スタバや無印やABCマートにボーリング場まであるのかよ。街路樹もキレイに整備されててオシャレな街並み。これぞキャンパスタウンって感じ。昔通ってたたまプラーザっぽい。

前日のイメトレのおかげで迷うことなくすんなり到着。
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ただでさえ寝不足と緊張で変なテンションなのに、女学園って響きだけでさらに興奮してきた・・・。周りには学生らしき女性ばかり。入った瞬間に警備員につまみ出されるんじゃないかと心配しつつ、恐る恐る中へ。
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受付で記帳をすませてタイムテーブルを確認。もうすぐ電波部門(テレビ)の審査が終わって昼休みに入るらしい。ラジオ部門も聞きたかったし、ムリしてでももっと早くくればよかった・・・。

とりあえずグラフィック部門の応募作が展示してある体育館へ
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いやぁ~これはすごい!!ちょっと感動もん。床いっぱいにポスターが並んでる。これだけ揃うとさすがに壮観。でもどことなく既視感あるなぁと思ったら、あれだ、警察が押収物並べてるやつだ

この時間、まだ人はまばら。カップルらしき人がいたり小さな女の子を連れた家族もいた。みんなスマホ片手に気に入った広告の写真を撮ってる。とりあえず入り口に近いところからざっくり見て回ることに。

メジャーな広告からネットでバズったもの、初めてみるものまで多種多様。全部実物大だから年鑑で見るのとは迫力が段違い。フォントの小さいタグラインやボディコピーまでちゃんと読めるし、グラフィックも細部まで作り込まれているのがよくわかる。

ざっくり見て回るつもりが気になるものが多すぎてついつい立ち止まっちゃう。いくつかスマホで撮ってみたけど、性能が悪くてあまりキレイに撮れなかった。ちゃんとデジカメ持って来ればよかったと後悔・・・。

中でも印象に残ったものをいくつかご紹介。
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鉄拳の絵は正直あまり好みではないんだけど、コピーがとにかく刺さった。実家の母もきっと同じこと言うだろうなってのが瞬時に想像できて泣けてきた。。

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某大ヒットアニメのパロディ。くだらないけど笑った。このセンス大好き。



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釣りの欠点をうまくメリットに変換してる。イラストもコピーもとってもチャーミング。釣りデートしたくなる。玉山さんの楽天トラベルっぽい。

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これも思わず泣きそうになった。というか泣いた。広告はもちろん、企画そのものが素晴らしい。

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王道中の王道コピー。家族モノに弱いなぁ。ベタだけどやっぱり好き。



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震災関連のはいくつかあったけど、コピーはこれが好き。
実際ラジオに救われた人は多いと思う。

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白くまと布団の関連性はどうなの?とは思うけど、それを広告にしちゃおうって発想がすごい。絶対目立つし気になる。


これ以外にもいいものがたくさんあったけど、とてもじゃないけど選びきれない。それにしても撮るのヘタすぎ。

泣いたり笑ったり驚いたり感心したり、とにかく超超超超超楽しい。何時間でもいられそう。ピンクリボンも販促コンペも行き詰まってたから、何かヒントでも掴めれば…と思ってきたけど、レベルが高すぎて逆に参考にならないというか・・・。ただただプロの仕事に圧倒されまくるばかり。結局昼食もとらないまま体育館をひたすらグルグルまわってた。

そして公開審査会は午後の部に突入。










19日にCCN賞2018公開審査会に行ってきました。

CCN賞とは、コピーライターズクラブ名古屋が主催し選出する広告賞。その1番の特徴は何と言っても公開審査。応募作や審査の様子を誰でも自由に見学できるってところ。

しかも結果は当日開票・当日発表。誰がどの作品に票を入れたのかが全部わかっちゃう。出品者にとっては超ドキドキの日本一オープンな審査会。

前から興味はあったものの、実際名古屋まで行くとなるとそれなりの覚悟が必要なわけで。休みをとるのはもちろん、交通費とか交通費とか交通費とか・・・。そんなこんなで「いつかは行けたらいいなぁ」と思いつつ、なかなか行動にはうつせずにいた。


ところがチャンスは突然やってきた。


金曜日、仕事を終えて帰ろうとしたら「明日ヒマそうだから休んでいいよ」とのお達しが。よく考えたら2週間近く休んでなかった・・・。すっかりブラックな労働環境に慣れちまってる。急に言われても特に予定もないし、家で寝てるか久しぶりに家族ででかけようかな?なんて思いながらツイッターを見てたら、「明日は公開審査会」って書きこみを発見!!

「ちょっと待って、これはもう行くしかなくね!?」と公式ページを見たら、事前申し込みはとっくに締め切りを過ぎてやがる。「ウソ・・・だろ!?ウソだって言ってくれよ!!何だよそれ、人がせっかく行く気マンマンになったのに・・・。だいたいもっと早く休みって言えよ、アホかっ!!」ってふてくされてつぶやいてたら、親切にも「申し込みしなくても大丈夫ですよ」とリプをくださった方が・・・おお、あなたが神か!!

速攻で電車の時間を調べる。新幹線を使っても思ったより時間かかる。午前中に着くには朝一で出ないと。すでに寝ていた妻を叩き起こす。交渉の末、赤福を買ってくることを条件になんとか名古屋行きの許可をGET。しかも行き帰りの駅までの送迎までしてくれるなんて・・・ああ、あなたも神か!!今日ほど結婚してよかったと思ったことはない!!

そんなこんなでほぼ勢いだけでまさかの名古屋行き決定。子供たちよ、諦めなければいつか夢は叶うんだよ。次の休みは必ずどこか遊びに連れていくからね。母さんのことは頼んだ。

いざ行けると決まったら急に緊張。ドキドキして眠れない。忘れものがないか何度もチェック。駅から会場までのルートを確認してイメージトレーニングをくり返す。眠くなったから少し寝よ、と思った時にはすでに朝。


熱海駅8:44分発のこだま号。新幹線なんて修学旅行以来じゃない?名古屋までは2時間。駅弁も買って準備万端。
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どう考えても不自然なのにコピーの本をいっしょに写してみる。「空き時間は常に勉強してますよ」アピールのためのコピーライター志望にありがちな演出。

もちろん、駅弁喰ってすぐ爆睡した。






ブレーンで行われているコピーコンペ、ご存知『Cー1グランプリ』

Round136 出題テーマ 『女子がもっと気軽にAVを観る世の中になるコピー』で、準グランプリを受賞しちゃいました!!
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前回のグランプリに続き、まさかまさかの連続受賞。2ヶ月連続でブレーンに名前が載るなんて、少ないお小遣いで定期購読を始めた甲斐がありました。

難しいテーマで全然本数書けなかった記憶しかなくて。当然自信なんかこれっぽっちもなかったのですが・・・これはもう奇跡以外のなにものでもない。

今までは箸にも棒にもかからなかったし、特に何か変えたわけでもないから、たまたま審査員との相性が良くてうまくハマった感じ。実力と呼ぶにはまだまだ運の割合が強いよなぁ。

宣伝会議賞は惨敗だったしSKATは一向に発売される気配もない。販促コンペに挑戦するつもりでいたけど全然アイデアが出てこない・・・。おかげでブログに書くことなくて困ってたけど、こうしてまたうれしい報告ができてよかったよかった。

もうすぐ宣伝会議賞と並んで本命にしてるピンクリボンもはじまるし、何とかこの勢いのまま少しでもいいコピーが書けるように頑張らないと!!

ところで前回グランプリの賞品?が未だに届かないんですけど・・・。
確か原稿用紙的なものをもらえるはずじゃなかったでしたっけ?


もしかして例の一件で嫌われてるんじゃ・・・








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