先週の25日(土)、『2019CCN賞公開審査』に行ってきました。


CCN賞とは、コピーライターズクラブ名古屋が主催し選出する広告賞。その1番の特徴は何と言っても公開審査。応募作や審査の様子を誰でも自由に見学できちゃう。しかも結果は当日開票・当日発表。誰がどの作品に票を入れたのかが全部わかってしまう日本一オープンな審査会。去年はじめて参加してめちゃくちゃ楽しかったので「次も絶対行こう!!」と決めてました。

前回は急遽参加したので1日しか休みがとれず、メインイベントである結果発表直前で泣く泣く帰るハメに・・・。今年こそは最後まで参加すべく、日程が発表された時点ですぐに連休をねじこみました。

CCN賞では審査員の選出するCCN賞とは別に、CCN会員の投票で決まるCCN会員賞があります。せっかく行くなら投票もしたい!!と思って、事前にCCN会員にも登録しました。

少ないお小遣いをせっせと切り詰めて何とか交通費を捻出。妻とは交渉の末「お土産に赤福を買ってくること」と、ここではまだ言えない「ある条件」で参加の許可をGET!!しかも駅までの送迎つき。これで準備は整った。


審査会のタイムスケジュールはこんな感じ。
進行表




























まるっと1日広告三昧なんて最高すぎる。問題は10:00スタートのラジオ部門。始発に乗って新幹線で行かないとどうやっても間に合わない。朝は早いし新幹線高いし悩む・・・。でも投票する権利がある以上ちゃんと全部聞かないと不公平だし、行くしかない!!。ということで朝5:00起きでシャワーを浴び、妻をたたき起こして「パジャマのままでいいから」と駅まで送ってもらった。

早い時間なので新幹線も空いてた。去年同様、せっかくだからと駅弁を買って、せっかくだからと発車するまで我慢してみたり。少し寝ようと思ったけど、興奮して寝つけず。そうこうしてるうちに無事名古屋に到着。地下鉄に乗り換えて星ヶ丘駅で降りる。あいかわらず小洒落たキャンパスタウン。早くもスタバでお茶してる人がいる。想定外の暑さでこっちはすでに汗だくなのに、なんてさわやかなんでしょう。

時間ギリギリで会場に到着。
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去年は女子大ってだけでシャウエッセンがアルトバイエルン!!してたけど、二度目だからポークビッツくらい(なんかゴメンナサイ)。受付をすませ投票用紙をもらい3Fの大講義室へ。
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最前列に審査員の方々が並んでいて、他には25人くらいかな。いよいよラジオ部門の審査スタート。

スクリーンには作品番号だけが写され、音声だけが流れる。ラジオなんだから当たり前か。入口に作品リストが貼りだされてたけど手元になかったから、全部聴くまでどの企業の何のCMかわからない。あとで思いだせるようにノートにざっくりメモをとって、面白いと思ったものに印をつけていった。

間髪入れずに流れるのでメモするにもひと苦労。なに書いてあるのか自分でも読めないレベル。まあ本当に面白いものはメモなんか取らなくても印象に残るはずなので問題ないっちゃあないんだけど、やっぱり作品リストは配ってくれるといいなぁ。


たださえ字が汚いのにもはや解読不能・・・。ちなみにこれはテレビ部門のメモIMG_20190528_121414
















1時間かけて全60作品一気に聴いた。
長いのや短いの、泣けるものから笑えるもの、王道からいい意味で邪道なものまで、とにかくバリエーション豊富。こんなに集中して聴いたのははじめてで、思ったよりどっと疲れた。ラジオCMってこんなにいろんなことができるんだ・・・とちょっと感動。中でも『音』をうまく使ったラジオでしか出来ないようなアイデアにはうなった。

10分ほどの休憩のあと、次のテレビ部門へ。人数も徐々に増えてきて、50人くらいはいたかな。同じ過ちはくり返さん!!と休憩中に貼りだされた作品リストをスマホで撮ってきて準備万端。・・・のつもりだったけど、いざ始まると映像に集中しなきゃならないから、拡大したりスクロールしたりしてるヒマがない。やっぱり作品リストほしい・・・プリントしたやつ。

全国区で流れてる有名なのから、いかにも予算がなさそうなローカルCMまで、こちらも多種多様。ベタかもしれないけど、不器用な父親と娘の物語的なのとか震災で亡くなった家族を想うCMは、どうしたって泣けてきちゃうし反則すぎる・・・。

テレビ部門は全61作品。普段はあまり意識して見ないけどやっぱりCMって面白いなぁ。


90分の昼休憩をはさんで午後の部に続きます・・・