宣伝会議賞のすすめ

国内最大の公募広告賞「宣伝会議賞」を通じて、キャッチコピーの魅力を少しでも多くの人に伝えたいと願う素人メタボ親父のブログ。 目標はグランプリと100万円!!そして『日本一コピーのうまい葬儀屋』を目指します。

2022年03月


最初に断っておきます。


長い、とにかく長い・・・そのうえ支離滅裂・・・


自分で読み返すのすら面倒なので、誤字脱字があったらこっそり教えてくださいw



3月10日。過去最多64万8138作品の頂点が決まる『第59回宣伝会議賞』贈賞式が開催されました。

いやぁ~もうとにかく凄かった。語彙力なくて凄いとしか言いようがないんだけど、本当にもういろいろ凄すぎちゃってどこから手を付けていいのかわからん。毎回ノープランで書きはじめるから無駄に長いんだけど、今回はさらに長くなりそう。かといって前後編とかにわけると、絶対途中で飽きて更新しなくなるので一気にやっつけることにする。


毎年ファイナリスト作品が発表されると各賞の予想を書くんだけど、今回はちょっとバタバタしてて発表までに間に合わず。でもね、贈賞式見て「予想書かなくてよかった~」と思った。だってほぼほぼ知ってるかSNSで繋がってる人なんだもの。前回予想したときはいくつかのコピーにダメ出ししてて(もちろん尊敬の念は込めたうえで)、フタを開けてみたらそれらがことごとく知ってる人の作品で。あとでお詫び行脚するハメに。もちろん皆さん笑って許してくれたけど。今回もやらかすとこだった。あぶねぇ~。


その代わりに、コピグラ特別企画として『宣伝会議賞 予想大賞』なるものを開催してました。参加者は自分を含め56名。こんな感じで各自の予想をまとめてました。

コピグラ場外戦 『第59回宣伝会議賞』予想大賞 のコピー-1












ローラーさんの予想も道連れで晒すw

ちなみにグランプリ1番人気は「キッコーマン」眞木準賞は「たんぱくぱく質」コピーゴールドはかなり割れて、CMゴールドは「日本レジストリサービス」が人気でした。


贈賞式の数日前になって、同一コピーによる協賛企業賞の受賞者の追加発表が・・・。正直「またかよ」と。受賞を諦めてた応募者には一見朗報っぽく見えるかもしれないけど、これって事務局のミス以外のなにものでもない。たまたま都内近郊の方々みたいで贈賞式にも出席できたようだけど、地方だったら完全にアウト。受賞がないと思って休みを取り消して、出席できない可能性もあったわけで。

どういう経緯で発覚したかわからないけど、このタイミングでわざわざ再チェックなんてしないと思うから応募者からの自己申告かな?もし申告がなかったらスルーされた可能性もある。受賞者が複数になると賞金は山分けなんだし、あとからそれが判明するとか最初の受賞者だってがっかりするし被害者みたいなもん。

だいたい何回同じミスをくり返すのよ。紙で応募してたころならまだしも、デジタル応募なんだから重複チェックなんていくらでもやりようがあるでしょうが!!「再発防止を徹底します」ってコメントしてるけど、本気でやる気ある?あまりにもザルすぎる。シルバー7のころから何にも変わってない。いたずらの応募数だけ煽っといて管理しきれないなんて、本末転倒もいいところ。『日本最大規模の公募型広告賞』なんて偉そうに謳ってる場合じゃないでしょ。協賛企業が増えたのに応募期間が短くなってるんだから、50本制限に戻そう。だって俺100なんて書けないもの。


贈賞式の生配信は16:30スタート。(今頃リハーサルとかしてるんだろうなぁ~)と思いながら飲み物と予想大賞のチェックリストを用意。それと悔しさを美味しさで相殺するための紀州和華牛。さすがに食べるには時間早い。冷蔵庫から出しとけば見おわったころには常温に戻るはず。妻と子どもたちには部屋に近づいたりラインも送らないように釘をさして準備万端。すでに待機中の人が100人近くいる。まったく関係ないのにめちゃくちゃ緊張してきた・・・


いよいよ贈賞式スタート!!オープニングかっけぇ!!会場広い!!マスクしてるから誰だかわからん!!開式あいさつ長っ!!『#宣伝会議賞贈賞式』でみんな同じようなことつぶやいてて、謎の一体感w


まずは『中高生部門』の結果発表。

中高生部門の受賞作はちゃんと確認してなかったけど、全体的に上手い。ただ上手にまとまりすぎて、フレッシュさや爆発力が前回に比べて弱い気がする。

にしても欠席が多い。この時期の学生さんは忙しそうだから仕方ないけど、せっかく受賞したのに贈賞式に出られないのはかわいそう。YOASOBIも見たかっただろうに。そもそもなぜ事務局は木曜日なんか選ぶの?週末に比べて会場使用料が安いからかな?土曜かせめて金曜にしてあげたらいいのに・・・

グランプリは2作品が同時受賞。さすがにどっちもいいコピー。特にヤマッハのスピード感とインパクトはさすが。課題の電チャリにもぴったりだし、絵が浮かぶし大好き。あの会場の雰囲気の中で結構長い時間舞台上に立たされて緊張してるだろうに、ちゃんと受賞コメントして質問にもきちんと答えて偉いなぁ。なんかもうめっちゃキラキラしてまぶしすぎる・・・


続いて『一般部門 協賛企業賞』の発表。

イー・スピリット、hibikimさんキター!!いきなりカメラワークがひどいけど大丈夫?コピグラメンバー以外にも知ってる人が続々登場。みんなすげぇ!!我らがローラーさんキター!!コピーだけじゃなくファッションセンスも抜群でんがな。おしゃれ番長や!!続けて念願の初受賞のジャックさん。カッコイイコピーのあとに颯爽と登場・・・ん?しばらく見ないうちにずいぶん雰囲気代わったなぁ・・・と思ったら違う人だった。貴重な登場シーンを別人にジャックされるなんて、爪痕残せてある意味おいしいw。商工中金はしずおかコピー大賞の常連、新開さん。そして凸版印刷の黒柴ハグさん。2年連続受賞は凄すぎる。あれっ?見覚えのあるものがチラッと見えたような・・・VAIOは前回もファイナリストの松尾さん。コンスタントに結果を出せるって本当に凄いわ。パナソニックのみよしさん、念願の初受賞!!努力は報われる。でも残念ながら欠席。これだけ欠席が多いんだからせめてリモートでつないであげればいいのに。兵左衛門は3人同時受賞。中田さん相変わらずスタイル抜群。賞金山分けでもうらやましい。見える化エンジンも2人同時。さすがの谷さん。でも賞金半分は悔しいだろうなぁ。分子生理化学研究所はコピグラのマドンナ(死語w)むーむーさん。白いジャケット?のせいもあって、めっちゃ仕事ができる研究員ぽい。いやぁ~本当に全員カッコイイしステキすぎるしうらやましい。


そしていよいよYOASOBIが登場!!ikuraちゃんかわええぇぇぇぇぇぇ!!モニター前でひとりで悶絶。生ikura見たかったなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!で、ようやく引っ張りに引っ張った『大正浪漫』の協賛企業賞の発表。これだけ特別扱いしてしょーもないコピーだったら全力で叩く!!気マンマンだったんだけど・・・




めっちゃええやん!!!




エセ関西弁になるくらいめちゃくちゃええやん・・・。しかも前回の記事でべた褒めした色彩検定協会とのW受賞って・・・。もうぐうの音もでないほどの完敗ですやん。こんなんならあんない褒めるんじゃなかった。YOASOBIに会えてしかもW受賞って、いったい前世でどんな徳を積んだらそんなことできるの?いいなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!





で、YOASOBI歌わんのかい!!!!







最終審査員の紹介とか削ってもいいから、そこは大正浪漫歌ったげてよ!!さすがに予算的に厳しかったか・・・。こんな時期なのに来てくれただけでも十分よね。


メインイベントはこれからなのに興奮しすぎておかしくなりそう。そしてついにファイナリストの発表!!誰が出るかな誰が出るかな~♪


いきなりむーむーさんキター!!まじか!!そしてhibikimさんも!!!凄すぎるだろ!!!ここまででもかなり衝撃だったのに、丸山さんのまさかのファイナリスト3連続!!!いやいやいやいやありえないでしょ?どんだけ凄いのよ!?お辞儀がリプレイ見てるみたいに3回ともまったく同じで、ただ者じゃない感がハンパない!!凄すぎて笑っちゃったw。


グランプリ予想のコピーは関西の天才、向井さん。いやぁさすがだわぁ・・・と感心してるうちに、またまたむーむーさんっっっ!!!コピグラでは見慣れたむーむー無双が、まさかこんなところで見られるなんて・・・!!!そしてジャックさんも再登場!!!さっきの放送事故?を自らカバーするとかカッコよすぎるだろ!!!みんな3次通過に名前があったから、もしかしたらいるかもなぁと思ってたけど、さすがにこれは想定外!!!いくらなんでもコピグラ密度高すぎ!!!みんなちゃんと内緒にしててえらい!!!『!』マークがいくらあっても足りん!!!!!!!


いよいよが多すぎるけど今度こそいよいよ各賞の発表!!まずはシルバー7作品。

むーむーさん、シルバー!!!すげぇ!!!むーむーさんに勝ってるのは唯一シルバー獲ってるってことだったのに、あっさり抜かれた。美人で上品で、川柳でも無双して、ピアノも弾けて、リモコンさんも構ってあげて、シルバーと協賛W受賞なんて・・・。もうね、実は足がめちゃくちゃ臭いとか、なにかとんでもない弱点がないとあまりに完璧すぎて不公平すぎない!?


向井さんはまたまたシルバー!!これで3回目かな?短いのにスケール大きくて、課題に応えるだけでなく普遍性もあるコピー。今回こそ絶対にゴールドかグランプリで卒業だと思ってたのに、ここで出るには早すぎる・・・。たぶん本人はめちゃくちゃ悔しがってるはず。


ジャックさんのコピーもめちゃくちゃいいから、シルバー獲ると思ってた。でもまださらに上を狙えるチャンス!!もちろんむーむーさんもhibikimさんも。


続いてCMゴールドの発表!!

これは予想的中!!ゆんさんやったー!!!1次通過の本数が回数を追うごとにドンドン増えてたから、いつ爆発してもおかしくなかったけどいきなり卒業は驚いた。「再配達させてる」ってちょっときついけど、誰もが図星をつかれてハッしたと思う。師匠?である阿部広太郎さんの目の前で卒業するなんて、カッコよすぎる。受賞コメントもめちゃくちゃよくて泣いた・・・



コピーゴールドは丸山さん!!


誰もが納得のコピーゴールド。ファイナリスト3本に残すだけでも快挙なのに、ゴールド受賞は凄すぎる。しかもこの時点でまだ2本残ってるんだから、前回の伝説のゴールド・グランプリのW受賞の再来かそれ以上の可能性まである。


どうやったらこんなことができるのかと思ったら、贈賞式の次の日に公開された丸山さんのnoteを読んで納得。運ではなく、まぎれもない実力。もはや研究レポート。宣伝会議賞の攻略法がこれでもかと全て書かれてる。無料で公開していいレベルのものではない。これ、審査員も次からの審査に悩みそう。だって正解の出し方が全部書かれてるようなもんだもの。ただあまりにレベルが高すぎて、俺にはちょっとなに言ってるのかわからないw

徹底したデータ分析と考察で傾向と対策を練るだけでなく、それをきっちり実行し文句のつけようのない結果を出して自分自身の正しさを証明してみせた。とんでもない化け物かつとんでもない天才です。宣伝会議賞をここまで自分のブラッシュアップの場として活用した人っていないじゃないかな?取り組み方の次元が違いすぎる・・・

なんかちょっといいコピーできたくらいで「ファイナリストいただき」とか、「ジャンプ」と「着地」がどうとかでそれっぽいこと言った気になってた自分が、あまりにも浅すぎて恥ずかしい・・・。応募した人みんな「卒業してくれてよかったぁ~」と正直安心したはず。


ここまででもかなりの衝撃だったのに、さらにその上があるなんて・・・


眞木準賞、まさかの該当なし!!


予想大会で票を集めた「たんぱくぱく質」と「二本、文化。」。確かにどっちもそれっぽい。けど眞木準賞にするには軽すぎる気がするから、この2つと見せかけて「伊豆の踊り子」だとにらんでたのにまさかまさかの該当なしにビックリ!!申し訳なさそうに発表する門田さんがちょっとかわいそう。眞木準賞の賞金は次回にキャリーオーバーしてくんないかな?そしたらイチかバチか、全課題全ダジャレで出してもいいかもしれない。ダジャレじゃなくてオシャレじゃないと通用しないけど・・・


さてやっとここまできました。第59回宣伝会議賞のてっぺんは・・・




no title





















hibikimさん、キタ――(゚∀゚)――!!



たぶんコピグラメンバー全員叫んでた。


すげぇすげぇすげぇすげぇすげぇ!!!


もうすげぇ以外何にも出てこないくらいすげぇ!!


眞木準賞に推してたコピー。それがなかった時点で来そうな予感はしてたけど・・・本当に素晴らしい!!!名前が呼ばれた瞬間の「まさか自分が!?」って表情でもう泣いた。コピーはもちろんめちゃくちゃいいんだけど、受賞スピーチがとんでもなくよかった。まさかの受賞で頭真っ白な状態から、あんな名スピーチができるんなんて。


hibikimさんって打ちにくいから宮崎さんにする。宮崎さんとはコピグラ飲み会で何度かご一緒した。優しい声のトーンと落ち着いた雰囲気、謙虚で真面目な人だなって印象だったけど、それがそのまま全部出てた。課題に真摯に取り組んで、オトバンクの理念もちゃんと把握して、仲間への感謝も忘れない。本当に感動的でした。いまだにリピートして泣いてるくらい。にしてもコピーだけじゃなくて受賞スピーチのハードルも爆上げしてくれちゃって、どうしてくれるのよ。


ローラーさんも会場で号泣していたらしい。カメラさん、そこもちゃんと抜かないと!!ローラーさんのコピーへの愛と情熱がコピグラを作って、本当にコピーを好きな仲間がぞくぞくと集まって、お互いに切磋琢磨して、その中からグランプリが出て、みんなで喜びを分かち合えるなんて最高すぎる!!!


けど、YOASOBIとあんなに接近して花束もらって写真も撮るのは、ずぅぅぅぅるぅぅぅぅいぃぃぃぃ。谷山さんの総評も面白かった。審査過程で圧倒的だった宮崎さんのコピーを谷山さんが反対した理由が気になりすぎる・・・。コピグラ祝勝会で教えてもらおっと。


全部おわったら、すっかり力が抜けて何にもやる気がなくなってしまった。祭りのあとはいつだってさみしい。こんなにもめでたくて、こんなにも悔しい日は他にない。とりあえず紀州和華牛を焼いて、ひとりで祝杯でもあげようかな・・・と思ってたんだけど











来ちゃった・・・www









いやね、マスケトさんたちが打ち上げやることは知ってたけど、本当の本当の本当に行く気なんてなかったのよ。

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でもこうしてひとりさみしくつぶやいたら、こんなリプくるんだもの・・・


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いや適当すぎるだろ・・・


とりあえずマスケトさんにDMしたら、22時くらいまで神田の店にいるらしい。今すぐ出ればギリギリなんとかなるかもしれない。悩んでる時間がもぅたいないので電光石火でシャワーを浴びて、適当に髪の毛乾かして、その辺にある服にジャンバー羽織って家を出る。仕事柄、夜中に突然出かけるのは日常茶飯事だから、妻に「今から東京行ってくる」って伝えたら「朝ごはんいる?いるなら適当になんか買ってきて」としか言われなかった。話が早くて助かるw


誰が何人くらいいるかわからないけど、間に合わなそうだったら途中で引き返すつもり。たどり着けなかったら恥ずかしいから、マスケトさんには行くかもしれないこと内緒にしといてもらう。たぶん過去一飛ばした。それこそヤマッハなんか目じゃないくらい。ただこういう時に限ってガソリンが足りなかったりするわけで。仕方なくサービスエリアによって給油。一刻を争ってるのにいつもよりメーターが上がるのが遅い気がする。


ナビに従い首都高を抜け、何とか目的地周辺に到着。道が空いてたおかげで、予想よりずっと早く着いた。これが土日とかなら間に合わなかったかも?もしかして事務局が木曜日にしたのは、俺をここにたどり着かせるためだったのか・・・(伏線回収)


ところが近くまできてるはずなのに、肝心の店が見つからない。スマホ検索で経路案内しても、真っ暗な路地で止まってしまう。らちが明かないので近くのファミマで店員さんに聞いてみた。めちゃくちゃ嫌そうにしてたけど「そこの路地を曲がって穴子屋さんの横を入ればすぐですよ」と外まで出てきてめちゃめちゃ親切に教えてくれた。


ようやく店を発見。なんでこんなわかりにくいとこにあるのよ。中をうかがうとそれらしきスーツの集団がいる。勢いで来てみたものの急に緊張してきた・・・。恐る恐る入ってみたけど当然誰も気づいてくれない。店内が薄暗くて誰だ誰だかよくわからない。ここでやっと谷さんを発見。声をかけたら一瞬きょとんとした顔をして



「あれ?贈りびとさん!?なんでいるの!!!」



そっからはよく覚えてないけど、マスケトさんや黒柴さんにあいさつ。知らない人は当然「あれ誰?」と不審がってた。で、ローラーさん達が外のテラス席?にいるらしいのでそっちへ行ってみる。みんな一斉に「なんで?なんで?」を連発。ローラーさんとリアルに会うのは数年ぶりだけど、しょっちゅうZOOMしてるから久しぶり感まったくなしw


グランプリの宮崎さんもいる。さっきまで画面の向こうにいた人が目の前のいるのが変な感じ。「おめでとうございます。めちゃくちゃカッコよかったです。」と伝えて、ハグして一緒に泣いた・・・。もう贈賞式では会えないから、直接お祝いが言えて本当によかった。YOASOBIからもらった花束も持たせてくれた。ikuraちゃんが抱いていた花束を抱えてるってことは、これはもう間接的にikuraちゃんを抱いて・・・(自主規制)


黒柴さんは『コピグラベスト50』をケースにいれて首から下げてくれてた。配信でチラッと見えたのはやっぱり気のせいじゃなかった。宮崎さんも胸ポケットにしのばせてくれてたらしい。それを聞いてまたちょっと泣いた。もしvol.2を作ることがあったら、受賞のご利益があるお守りとして1000円くらいで売り出そうw


シルバーの向井さん。「グランプリだと思ってました」って言ったら「僕もそう思ってました」とさらりとひとこと。謙遜するでも冗談を言うでもなくこれが言えるなんてカッコよすぎ!!「シルバーはもいらない」とも。そんなこと言ってみてぇぇぇぇx


うにいくらさん・にゃこさん・すずきちかさん・やっくるさん・むすびめさんなどなど、受賞組以外にもコピグラメンバーがこんなにいるとは思わなかった。とにかくわちゃわちゃしながら写真を撮った。ほぼ珍獣扱い。リアルでもみんなそのまんまのキャラでホッとした。


ゴールドの丸山さんとYOASOBIと色彩検定W受賞の藤榮さん。二人ともめちゃくちゃ好青年。しかもどっちもブログを読んでくれた。俺のブログは人気がある。これはもう二人とも俺が育てたと言っても過言ではない・・・。中田さん・松尾さん・ジャックさん・むーむーさんともお久しぶりの再会だったけど、おめでとうを言うくらいでそんなに話せなかったなぁ・・・


名刺も持たずに飛び出してきちゃったし、他にもたくさんいたみたいだけど挨拶さえもできない人がいた。こんなんなら最初から参加しとけばよかったとちょっと後悔。でも「みんなに会うためだけに静岡から車を飛ばして駆けつけた」ことで、好感度爆上げ作戦は成功したはず。すべて計画どおり。来年はもうちょい近くて待機しておいて、自宅で配信見てたことにしよう。


23時くらいだったかな?あっという間に時間は過ぎてお開きに。本当なら朝までいきたいけど、まん防でお店はどこもやってないから仕方ない。名残りはつきないけど、次こそは一緒に贈賞式に行こう!!と約束して解散・・・。松尾さんが最後まで気を遣ってくれて、次の日も「もしまだこっちにいるならお昼しませんか?」と誘ってくれた。本当に熱くていい人だ。


短い時間だけどみんなに直接会えて、お祝いも言えたし、めちゃくちゃベタで恥ずかしいけど、最高の仲間と最高の夜が過ごせて本当によかった。これがあるから宣伝会議賞はやめられないし、コピーが大好きなのよ。


で、さっきのファミマで朝ごはん買って帰った(伏線回収?)




ちなみに例のステーキ肉は、東京に向かっている間に変わり果てた姿に・・・。いや焼き方とか盛り付けとかもうちょいこうどうにかできなかったのか?


音声入力だから「すげーうまそう」が「すげーよマスオ」にwww

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どうも、YOASOBIの協賛企業賞にいちばん近かったは・ず・男です・・・



3月1日発売の『宣伝会議4月号』にて、『第59回宣伝会議賞』ファイナリスト・協賛企業賞・二次三次通過者が発表されました。

もうね、あまりの不甲斐なさにとてもいつものテンションで書くのは無理なので、粛々と結果のみをお知らせします。


一次通過 24
二次通過  4
三次通過  0

おしまい。













YOASOBIに身も心ももてあそばれました・・・






いやね、この結果だけをみたら正直かなりいいほうなのよ。ここ数年は毎回一次止まりだったから、二次に4本とかミラクルよミラクル。実力を考えたらじゅうぶん凄い!!えらい!!がんばった!!

ところがですよ、いかんせんコピグラメンバーの活躍がやばすぎた。協賛企業賞受賞はわらわらいるし、まだ挑戦しはじめて数回目なのに「1000本出しました」とか、当たり前のように「三次通過しました」とか・・・。最初は10とか20出すのがやっとだったし、100本出せたらそれだけでもうめちゃくちゃ凄い。1000出せるようになったのだってここ最近。三次なんて夢のまた夢で、一次通過するかどうかで一喜一憂したもんですよ。すっかりインフレしちゃって全然ついていけない。おそらくファイナリストにもいるだろうし。本当にスゴイとしか言いようがない。絶対王者の肩書きが泣いてますよ・・・


二次通過した課題は【キッコーマン】・【サントリー】・【Pマーク】・【松井証券】。ド本命だったキッコーマンが残ったのはよかったけど、自信作じゃなくてまったくのノーマークのコピーってオチだろうなぁ。あとの3課題はいま見直してもどれが残ったのかまったくわからん。


逆にもしかしたらハネるかも?なんて期待してたShufoo!は例によって不発。そしてあれほど期待してた一次トップ通過のYOASOBIは、大方の予想を裏切ることなく日通⑦の二の舞。まったくお約束にもほどがあるだろ・・・。三次とは言わないからさ、せめてひとつくらい二次通過してくれてもいいじゃん。


しかもですよ。確かなスジからの情報によると、協賛企業賞の連絡は1/31に来たんですって。で、前回のブログ更新が2/2。ということはですよ、あれだけテンションあげてトップ通過を自慢して大はしゃぎしてたときには、とっくに死亡が確定してたわけで・・・


つまりYOASOBIの受賞者はもちろん、協賛企業賞の受賞者全員、オッサンがひとりではしゃぎまくってドヤ顔で浮かれてるのを



( *´艸`)プークスクスwwwwwwww 




って感じで見てたってことよね。ちょっとあまりにも恥ずかしすぎやしませんか・・・。これでさらにSKATで公開処刑されるわけでしょ。受賞してないYOASOBIのコピーなんて黒歴史以外の何物でもない。すでにだいぶかわいそうな人になってるのに、完全にオーバーキルですよ。

にしても受賞作発表を贈賞式まで引っ張るとか、特別扱いがすごくない?これはご本人登場で大正浪漫生LIVEとかあるかも?逆にリモートでコメントのみとかだったらブーイングでしょ。受賞者はグランプリ級の注目度でうらやましい。ここまで特別扱いするならこの際ついでに一次トップ通過の俺も呼んだらいいと思うのよね。行く気マンマンで休み入れてたからめちゃくちゃヒマしてるのでオファー待ってますよ。


で、毎年毎年同じことばっかくり返してるんでもうこの際1年前の記事をコピペすればいいんだろうけど、ファイナリスト作品も協賛企業賞も見事過ぎてため息しかでない・・・。書けそうで書けない絶妙なラインをズバッと突いてくる。でも中には「近いとこいってんだよなぁ~」ってのもあるから、余計に悔しい。知ってる人が多いから言うわけじゃないけど、特に協賛企業賞は好きなのばっかり。


さすがに全部は無理なので、気になる作品をいくつかピックアップ。いつものように独断と偏見と嫉妬と悔しさMAXで感想をば



【イー・スピリット】 宮崎 響 さん



芸能事務所1020社に電話をかけるか、イー・スピリットか。



さっそくコピグラメンバーの作品。ぐぎぎぎぎぎぎ・・・。こんなの誰がどう考えても「イー・スピリット一択に決まってるじゃん」って思うもんね。公式HPにはいろんな数字が並んでるからみんなこれ系のは考えたんだろうけど、とにかくこれ以上ないくらいわかりやすい。前半のゴチャゴチャ感に対して、後半のスッキリ感で視覚的にも社名が強調できてる。そこまで計算してるんだろうなぁ。



【クレディセゾン】 西海 博之 さん



わたしに近い、AMEX。



これは悔しい~!!「わたしにちょうどいいAMEX」なら出してた。一次通過してたのはこのコピーかな?ニアピン賞とかないですか?

コピーは句読点のありなしや表記の違い(漢字かひらがなかカタカナ)だけでもガラっと印象が変わるから、一字一句同じでない限りは別ものなのよね。紙一重っぽく見えても全然違う。でも悔しいなぁ~。完全に負け惜しみです。



【色彩検定協会】 藤榮 卓人 さん



足りていないのは、配慮ではなく、知識でした。



何となく「みんなに優しく」みたいなもっと配慮しよう系のふんわりコピーばっかり出してたから、見た瞬間に自分の浅さを見透かされた気がした。配慮するのは当然で、そのために本当に必要なのは何か・・・

クライアントからしたらきっと「そうそう、これが言いたかったのよ」ってそのものズバリのコピー。オリエンに「配慮にはまず気づきが必要です」ってまんま答えが書いてあるようなもんなのに、全然気付けなかった。もちろんキャッチ―に表現するのは手段のひとつだけど、いちばん大事な本質をはずしちゃダメなんだよなぁ。



【事業構想大学院大学】 密山 直也 さん



夢を夢で終わらせないのが、構想です。



受賞を知って震えて、さらに受賞コメントで泣きそうになりました。コピグラを主催して、コピー好きもコピーに興味なかった人もコピー沼に引き込み、たったひとりで1日に何十時間もかけて審査して、応募コピーをコメント付きでnoteにまとめて、それを驚異のハイペースで定期的に開催。いったいいつ寝てるのよ?

それだけでも十分凄いのに、宣伝会議賞の応募者を爆増させ、協賛企業賞受賞者を何人も輩出し、自らもフル応募して、きっちり結果を残す。当然相当なプレッシャーもあったはず。それを真っ向からはねのけて、ちょっとでき過ぎなくらいかっけぇぇぇぇ。完全に漫画の主人公ですやん!!さすがローラー!!俺たちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!受賞コピーがまるでご自身を表してるみたいでこれまた泣けるほどカッコイイ。

夢を夢で終わらせないのが、ローラーです。

しか~し、いつか倒す!!



【島津制作所】 見田 英樹 さん



未来は、見えないパーツの集合体だ。



またしてもコピグラメンバー。誰もが苦手な難易度の高いコーポレートメッセージ。そして誰もが「未来」を使いがちで雰囲気コピーになりがち。なんだけど、そこに事業内容を見事にマッチングさせるキーワードを持ってくることですっごくカッコイイコピーになってる。「集合体」なんて単語、絶対出てこないわ~。

ジャックさんは人柄がよくてめちゃめちゃ努力家。コピーも写真撮るのもうまいし「いつ受賞してもおかしくない」ってずっと言われてきた。だから自分のことのように喜んでる人がたくさんいるし、悔しいと思う以上にこっちまでうれしくなった。これをきっかけに受賞の常連として一気にブレイクしそうな予感。

しか~し、次は倒す!!



【春華堂】 岡本 優吾 さん



たぶん、このまま生えてた。


これは書けない・・・。たぶんコピーの勉強をすればするほど書けなくなるやつ。少なくとも俺には絶対に無理。いい意味で素人感というか、中高生部門みたいなフレッシュさがある。もしプロの方で狙って書いたとしたらかなりの手練れだと思う。

もぎたてのパイナップルの果肉ゴロゴロ感とかジューシー感とかはもちろん、想像したときのビジュアルで可愛らしさまで表現できてる。圧倒的なユーモアとオリジナリティ。参りました。



【凸版印刷】 阿部 伸也 さん



いろいろ、する、会社。



「その手があったか・・・」と唸ったコピー。当然自分も関連ワードをもじったものを考えたけど、まさかこんなにど真ん中が残っていたなんて。灯台下暗しってのはまさにこのことよね。

しかもうまく言っただけでなくて、シンプルでわかりすくてしっかり機能する、これ以上ない大正解コピー。なんなら小学生にだって伝わるもの。「事業規模拡大を表現してください系」の課題は過去にいろんな企業が出してるけど、歴代NO.1だと思う。読点の使い方もにくい。昨年のキッコーマンに続き2年連続。コピグラメンバー凄すぎる。



【パナソニック】 三吉 学 さん



ビューポイントは、車内にもありました。



最大のポイントは「ビューポイント」ってキーワードの発見に尽きる。「大画面」「高画質」「ブルーレイ機能」「進化したナビシステム」などなど、訴求ポイントはたくさんある。それぞれにコピーは書けるけど、どうしても細切れになって魅力が分散しちゃう。それを全部ひっくるめてビューポイントと表現したのはお見事。ドライブがもっと楽しくなりそう。コピグラではいつも本数限定して強いコピーを書こうと努力していたから、きっとその成果が実を結んだと思う。



【プラスアルファ・コンサルティング】 谷 明展 さん



お客様の声に、目を傾けよう。



見た瞬間「またいるよ~」って声が出た。毎年フル応募なのに、今年はあんまり書けなかったって噂を聞いてた。それなのにキッチリ結果を出してくるあたり、さすがとしか言いようがない。

そして「なんでこれが書けないんだよ~」とも思った。まさに書けそうで書けない絶妙なコピー。決まり文句をちょっと変えただけで、これ以上ないくらい見事にハマってる。基礎から応用まで幅広く抑えてるから本数少なくても結果が出せるんだろうなぁ。



【分子生理化学研究所】 上條 直子 さん



規格外を、企画にする。



これも書けそうで書けない。毎年信じられないくらい受賞してる川柳の名手むーむーさん。関連ワードを見つけ出して活用するのはお手のもの。この方向はきっと誰もが考えたレッドオーシャン。その中で勝ち残ったのは、奇をてらわずにシンプルに課題にまっすぐ応えたからだと思う。俺ならもっとこねくりまわしたくなっちゃうもんなぁ・・・



【みんなの銀行】 飯島 夢 さん



友達と、はじめて銀行の話をした。



今回の協賛企業賞の中で、いちばん好きなコピー。レトリックや言葉遊びもない。関連ワードやインパクトのある言葉も使ってない。誰にでも伝わる平易な表現で派手さないけど、ちゃんと発見と実感と共感があって絵も浮かんでくる。ターゲットのZ世代にとって、銀行をグッと身近に感じさせることができそう。「こういうのが書きたい!!」と思った理想のコピー。


他にも本当にいいのがたくさんある。CMは三菱重工だけだったけど、それもシンプルだけど壮大でとっても好き。全部語りたいけど時間もキリもないからこの辺で・・・


毎回思うことだけど、コンスタントに結果を出す人はみんな、とにかく「着地」(ちゃんと商品に落とし込む)がうまい。体操やフィギュアスケートでもそうだけど、どんなに高く飛んでも何回ひねりを加えても着地を失敗したらすべて台なし。コピーもついつい「ジャンプ」(発想の飛躍)や「ひねり」(表現の工夫)に力を入れがち。その方が面白くてセンスがあるように見える気がするから。でも誰にでも伝わらなければまったく意味がない。協賛企業賞もファイナリストも狙える人は、ちゃんと基礎をおさえて着地ができてから、さらなるジャンプやひねりに挑戦してる。頭ではわかっていても、いざ書き始めると上手いこと言いたくなっちゃうんだよなぁ・・・


贈賞式は3月10日。今回は協賛企業賞の受賞者も参加できるらしくて本当によかった。こんな状況ではパーティーは無理かもしれないけど、せっかく受賞したのにリモートじゃ寂しいもんね.。
YOASOBIもきっと来るよなぁ。めちゃくちゃうらやましい!!

会いたい人がたくさんいるからいつもなら受賞してなくても押し掛けて出待ちするんだけど、まん防も延長されたしさすがに今回はおとなしく家で生配信見ながらふて腐れてることにします。

ファイナリストにも知ってる人絶対いるだろうし、皆さんの勇姿とグランプリの行方を歯ぎしりしながら見届けます。贈賞式、めいっぱい楽しんできてください。



受賞者の皆さん、本当におめでとうございます!!




しか~し、次は全員倒す!!











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