気づけば2月ももう終わり。ついこの前までは今か今かと楽しみにしていた結果発表も、上位入賞がないとわかった途端何かどっちでもよくなってきた。こんなにワクワクしないのは挑戦以来はじめて。いつもならとっくに予約してるはずの4月号も、何かのついでに立ち読みすればいいやって感じ。


そういえば聞いたところによるとデジタル版だと安いらしい。しかも発売日の前日?(本屋のオープンより早いってことかも)には結果が読めるとか。で、名前で検索すればいちいち数えなくても通過数がすぐにわかるみたい。まあ1次発表ならいざしらず、2次3次は数えるほどというか1本も残っていない可能性の方が高いから意味ないか・・・。やっぱり悔しさを心に刻むためにも、本屋で買ってちゃんと手元に置いておこう。協賛企業賞も気になるし。きっと知ってる人がたくさん名を連ねてるんだろうなぁ~。





ひとり供養祭 【課題 14】クラシエフーズ・・・応募数30本



1.おいしさも、ひと皮むいちゃいました。


2.もしむいてなくても、おいしいから買う。


3.自然のおやつ。


4.もしむいていなくても、おいしさで勝負できる自信がある。


5.むいただけで売れるなら、苦労しません。


6.ただむいただけだと思ったら、大間違いだ。


7.おいしさは最大限に。めんどくささは最小限に。


8.むいてあるから食べやすい。安心だからあげやすい。


9.安心は、おいしいに繋がっている。


10.おいしさと食べやすさは、自然の栗だってかなわない。


11.自然の栗には出せないおいしさ。


12.おいしい理由には、安全も含まれている。


13.おいしいから好き。むいてあるからもっと好き。


14.おいしさ、むきだし。


15.カラじゃなくて、ツメが割れた。


16.「むくのが楽しい」の限界は、落花生あたりまでだと思う。


17.せめてタマゴの殻くらいだったらいいのに。

18.「殻」って、漢字を見るだけでめんどくさそうなのがわかる。


19.おばあちゃんが一番好きなのは甘栗。一番嫌いなのは甘栗の殻。


20.流れてきたのが大きな栗だったら、おじいさんたちは割る前にあきらめたと思う。


21.ガードが固すぎると、やっぱりモテないのがわかった。


22.甘栗は過剰包装だ。


23.次はズワイガニをリクエストします。


24.知らないうちに、すっかりむきむきになってて驚いた。


25.甘栗革命。


26.ひと手間かけて、むく手間を省きました。


27.甘栗のハードルをあげていたのは、殻でした。


28.おじいちゃん、むいたのはぼくじゃないよ。


29.そのままぱくり、おいしさびっくり。


30.どうしよう。おばあちゃんに「きれいにむけたね」ってほめられちゃった。


 

敗因はハッキリしてる。「甘栗むいちゃいました」につられて、むいちゃった系のコピーをメインに考えてしまったこと。そんなことは商品名でわかるし、その知名度は今さらいうまでもないわけで。クライアントが求めていたのは「おいしさ」や「安全安心」の訴求であって、最初から方向性がズレてた。途中のオリエンを見てようやくそのことに気付いて方向修正しようとしたものの、時すでに遅し。


いや本当は遅くなかったんだけど、そこまで結構ノリノリで思いついたコピーをバッサリ切り捨てるのが忍びな
くて、「もしかしたらこれでもいけるんじゃ?」なんて甘えた考えで申し訳程度においしい系コピーを作って応募。そんなんじゃ全滅するのは火を見るよりも明らか。それでもいっちょまえに悔しがるなんて、勘違いも甚だしい。


とまあ言い訳してみたものの、実際フタを開けたらむいちゃった系コピーもたくさん通過してそうな予感。もしそうなら完全に力負けってことになるわけで。そしたらさらに恥の上塗り・・・。そもそもこんなに身近でやりやすい課題で30本しか応募できない時点でお察し。今に始まったことじゃないけど引き出しの少なさに涙が出てくる。「これは共感してもらえるだろ」と自信満々だった「16」も、今見るとなんのこっちゃ感がハンパない。


何だか文字の大きさも変なことになってるけど原因不明。調べて直す気力もないや・・・。