先日公式ページにて、第54回宣伝会議賞 ファイナリスト23作品が発表されました。いよいよ明日の贈賞式で40万2986点の頂点が決まります。

今年も例によってグランプリ&各賞の予想をしてみたいと思います。本当はファイナリスト発表後すぐにやるつもりだったのですが、ゼルダの伝説があまりにも面白くて面白くて・・・。すっかり遅くなってしまいました。

まず誰もが思ったでしょうが、CMが多い!!まさか半分以上がCM作品とは・・・。もしかしたら2年連続でCMがグランプリを獲る可能性もあるかも?次回はCMもチャレンジしてみようかな。

全体的にはインパクトよりも機能性を重視して選んでいるのかなぁって印象。よく言えば実用的、悪く言えば小さくまとまりすぎてる。こんなこと言うと負け惜しみにしか聞こえないだろうけど、突き刺さるような衝撃を与えてくれる作品が年々減ってきてる気がする。じゃあお前が書けよって言われてもムリなんだけど・・・・。

実際の広告と同じで、パッと見でどれだけ印象・記憶に残ったかその商品やサービスを使いたくなったかを重視して各賞を予想しました。3次通過者と照らし合わせると誰の作品かがわかるものもあるけど、今回も知り合い補正なしの独断と偏見で。



【グランプリ】


うちの旦那はまだ食べたことがないと思っています。(52歳 主婦)



アサヒグループ食品 / フリーズドライ食品を一度買ってみたくなるようなコピー


こういうのは普通グランプリを最後に発表するのが定石なんだろうけど、もったいぶらずにいきなり出しちゃいました。個人的にはこれがダントツ!!見た瞬間に「やられた」と思いました。「インスタントなのにおいしい」ってど真ん中の切り口を、視点を変えることで切れ味の鋭い変化球にしてる。真似できそうで真似できない。いつもはあんまり好きじゃないんだけど、(52歳 主婦)の設定も効いてる。まさか本当に52歳主婦じゃないよね!?実はこっそり手抜きをしてる=誰でも簡単に作れることがアピールできてるし、ギリギリ嘘っぽくなくて実際にありそうな絶妙なライン。ユーモアを交えながら、商品特性をしっかり訴求できていて文句なしのグランプリではないかと。



【コピーゴールド】


子どもが苦手なものは一度揚げてみる。

日清オイリオグループ / 日清オイリオの食用油を使って、揚げ物をつくって、おいしく食べて、元気になる!そんなキャッチフレーズ。


ニチバンの わが家の管理体制は、お店なら不祥事だ。 とどちらにしようかかなり迷ったより大きな視点で書かれていること、自分も同じ狙いで考えたけどこれほどストレートに表現できなかったので、こちらに軍配。実際うちの子供たちもフライにすると食べられるようになるものがあるから共感できる。子供の好き嫌いを少しでもなくしたいと願う母親の優しさも感じられて、商品のイメージアップにつながっている。



【CMゴールド】



「鮮度実感」篇(ラジオCM)

男「きれいな顔してるだろ、死んでるんだぜ。」
女「ウソでしょ...。」
NA「生きてるみたいに鮮度がいい。福島工業の冷蔵庫。」

 

元ネタ(タッチ)を知らない人にはそこまでインパクトはないかもしれない。けど、CMの中では素直に一番面白いと思った。生鮮食品を扱う冷蔵庫に、ある意味マイナスイメージの「死んでるんだぜ」ってのワードを持ってこれるセンスと勇気に脱帽。短くてシンプル、それでいて印象に残る。うまいなぁ~。



【眞木準賞】



おれホイホイ。

Yogibo Japan / 日本の皆さんがYogiboに座りたい、欲しいと思うアイデア


これは解説いらないでしょ。見るからにこれしかないもん。確かに上手いし、書けって言われても絶対書けないけど、なんでだろう・・・そこまで印象に残らないんだよなぁ



【シルバー】 7点


仕事から帰ってすぐに料理の仕度なんて、
残業みたいなものです。


アサヒグループ食品 / フリーズドライ食品を一度買ってみたくなるようなコピー



見えないものは、かくせない。

エステー / シャルダンの魅力を表現するコピー



「きょうだい」篇(ラジオCM)

エステー / シャルダンの魅力を表現するコピー



「100周年」篇(テレビCM)

霧島酒造 / 100周年を迎え、新たなスタートに立った霧島酒造を表すコピー




「コンビニにて」篇(ラジオCM)

クレディセゾン / 生活をするうえでの支払いを100%カード払いにしたくなる!しなくては!と思わせるような広告アイデア



「宅飲み」篇(テレビCM)

テンピュール・シーリー・ジャパン / テンピュールのマットレスで寝ないと、人生損をすると思わせるアイデア


わが家の管理体制は、お店なら不祥事だ。

ニチバン / もっとたくさんの人が「ワザアリテープ」を使いたくなるような広告アイデア


この辺はもう甲乙つけがたいというか、好みの問題よね。個人的にはコピー派?(ただCMが作れないだけ)だからコピーにもっと頑張って欲しかったんだけど、今回はCMの方が全体的にクオリティが高かったと思う。


さて、今回も偉そうに批評して予想して見ましたが、今まで当たったことないのよね・・・。選ばれてしまった皆さん、ゴメンなさい。そして選ばれなかった皆さん期待してもいいかもしれませんよ。いずれにしてもここまで残るということは本当に本当に本当に凄いことであって、仮に受賞を逃したとしても素晴らしい作品であることに変わりはありません。なんて所詮ひとごとなんで適当に言ってますが、やっぱり結果がすべてだし、今回どこで贈賞式やるのか知りませんけど、わざわざ出向く以上手ぶらでノコノコ帰れませんよね。

贈賞式に行く気マンマンだったので、明日は休み。本当は誰かと飲みたい気分なのですが相手もいないので仕方ない、ゼルダの伝説の合間にネット中継で皆さんの雄姿を嫉妬と羨望のまなざしで歯ぎしりしながら見ることにします。いいな~贈賞式。本当に心の底からうらやましい!!今ごろそわそわしてるんだろうな~。

もしブログを見てくださっている方がいたら、悪口でも何でもいいので話題にしていただけるとうれしいです。最終的な結果が出たら、またボロクソ言わせていただきますけど、負け犬の遠吠えですので大目に見てください。

贈賞式、楽しんできてくださいね。来年は必ずそこに行きます!!!