眞木準賞が受賞取り消しになり、該当なしになりました。この件で言いたいことがクソほどあるのですが、それは後日あらためて・・・。


もはや誰も興味なさそうですが、前回の続き。えーと新宿のネットルームに入ったところからね。


授賞式の中継、「うおっ」とか「すげぇ」とかひとりで奇声をあげながら見ました。中高生部門のグランプリの女の子。コピーは言うまでもなくとっても素晴らしいのですが、さらにその受賞コメントがすごい。いくら考える時間があったとはいえ、あの舞台上で緊張した様子もなくサラっと言えちゃうメンタルの強さ。何かもうキラキラして眩しすぎて直視できない・・・。アオハルかよ!!

大人部門。まずは協賛企業賞。コピーがどうのより、オクーさんがイメージ通りのジェントルメンだったのと、コジマさんがやっぱりイケメンだったことに興奮してた。ファイナリストはぶっつけでの発表。最初は一生懸命メモってたけど、あまりに早すぎて途中であきらめた。どれも自分じゃとても書けないものばかり。次元が違いすぎて、悔しいとすら思えなかった。そんなことじゃイカンのだけれども・・・。


虎の門ヒルズで勝ち組が華やかなパーティーをやってるころ、歌舞伎町の小さな居酒屋で負け組の反省会がひっそりスタート。お久しぶりの人と初対面の人、合わせて11名。オープニングに何を言おうか電車の中でいろいろシミュレーションしてきたのに、例によってグズグズのままとりあえず乾杯!!

序盤はみんな緊張してるので、ここで場を和ませるために秘密兵器「SSMT」を投入・・・したんだけどいまいち喰いついてこない。なんかこう、もうちょいリアクションあってもいいんじゃない?アイカツのゲームをエサに娘を説得して写真撮るの、結構たいへんだったのよ。

とりあえずひとりずつ簡単に自己紹介。同じように宣伝会議賞のブログをやってる人やヒューマンビートボックスをやってる人がいたり。年齢も職業もバラバラだけど、みんなコピーが好きなのは一緒。宣伝会議賞がなければ会えなかったであろう人ばかり。こういう出会いがあるから、なかなか結果が出なくてもやめられないのかもしれない。

これ以上ない共通の話題があるんだから、慣れてきちゃえば勝手に盛り上がってくるわけで。「中継みた?」「今回のグランプリどうよ?」「どのコピーがいちばん好き?」「何本出した?」「全課題やる派?絞る派?」「どれが一番自信あった?」「どんな風に考えてる?」などなどなどなど・・・。お互いに聞きたいことも言いたいことも山ほどあって、時間が経つのがあっという間。さっき始まったばかりだと思ってたのに、店員さんが「飲み物ラストオーダーです」と聞きにきた。えっ!?もうそんな時間???ぜんっぜん話し足りない。

最後に当初予定していた『グランプリ予想大賞』のかわりに『即興コピーバトル』をやってみた。みんなから集めたお題を抽選でひとつ選び、制限時間5分でコピーを書いて多数決で優勝を決める静岡会ではおなじみの企画。お題は『回転ずしに行きたくなるコピー』に決定。スマホのタイマーをセットして用意スタート。それまでしゃべっていた全員が一気に無言のガチモードに。いやいや、ちょっとしたお遊びなんだからそんなに真剣にならなくても・・・。

みんなのコピーを集めてホワイトボードに書き出し、自分以外のいいと思ったコピーにひとり1回手をあげてもらう。どのコピーも甲乙つけがたく、予想以上に票が割れた。結果、初参加の女の子が僅差で優勝!!主催者的にはいちばん理想的な展開でよかった。賞品はエンピツ型トロフィーと、エンピツ型のペンスタンド。気に入ってもらえたみたいでよかった。予想大賞が企画倒れになったときどうしようかと思ったけど、思いのほか盛り上がった。いつもはひとりで考えてるからこうしてみんなでコピーを考えるのは楽しい。

そろそろ店を出なきゃいけない時間。2次会は人数も半分くらいになる予定だったし、場所適当に探せばいいやと思って特に考えていなかった。ところがまさかの全員2次会参加希望。うれしい悲鳴だけど、今からこの人数が入れる店を探すのは難しいし、何より移動が面倒。いちかばちかのダメ元でお店に延長をお願いしたら、こころよくOKをいただいた。なごみ新宿東口本店最高!!そんなこんなで2次会に突入。

2次会からお久しぶりのSさんが遅れて登場。仕事がかなり忙しい中、それでも是非にと来てくれた。これで12人中5人が受賞者もしくはファイナリスト経験者。よく考えたら結構豪華メンバーよね。一応反省会の名目なので、お互い今回応募したコピーを見せあうことに。

自分は全コピー653本を持参。でもさすがに1次すら通過してないコピーを見せる勇気がなくて、複数通過したキヤノンとクレディセゾンだけいいと思うコピーにチェックをしてもらうことに。クレディセゾンには全応募作中No.1の自信作がある。そりゃグランプリのコピーと比べたら月とすっぽんどころか、全銀河系とミジンコくらいの差はあるけどさ。それでもひとりくらいは印をつけてくれるんじゃないかなぁ~・・・なんていう淡い期待は木端微塵に。やっぱり致命的に見る目がないらしい。

で、ここでみんなのリクエストで急遽2度目のコピーバトル。こんなこともあろうかと用意しといた予備の賞品「ラインプリペイドカード1000円分」。抽選の結果、お題は『選挙に行きたくなるコピー』。わりと定番課題なので振り切ってやろうと悩んだけど、5分では何も思いつかず結局超無難で真面目なありがち路線。絶対ないなと思ってたのに、これがまさかの優勝。やっぱり見る目がないらしい。

自分で買った賞品を持って帰ってもしょうがないので3回戦突入。お題は『もう1杯注文したくなるコピー』。今度こそみんなが唸るような気の利いたコピーを目指す。いい感じかなと思ったけど一歩及ばず、優勝は初参加の別の女の子。うん、またしても理想的。ヤローじゃなくて結果オーライ。

そのあとも店員さんに写真を撮ってもらったり、コピー以外の話をしたり。なかなか席替えができなくてゆっくり話せなかった人もいたけど、とにかく楽しかった。最後に用意した粗品もおおむね好評の様子。なかなか参加者が増えなかったり、いろいろ想定外のこともあって準備もバタバタしたけど、やっぱりやってよかった。反省会のはずが、結局誰よりも楽しんでしまった。全体的には大成功だったんじゃないかな?そう信じたいけどどうだろ。またやりたいと思ったけど、反省会が恒例になったら困るからもう2度とやらない方向で・・・。

ライングループも作ったし、同じ目標を目指す仲間と同時に、負けられないライバルが増えてしまった。次はこの中の誰かが、できれば全員で、いや俺だけでいいから虎の門ヒルズに行けますように・・・。反省会の幹事は誰かにお願いして、自分はスペシャルゲストとして3次会あたりから合流します。


さてまだまだ夜はこれから。これからどうしようかと悩んでいると、まさかの勝ち組メンバーから合流希望の連絡が・・・