予約しておいた宣伝会議10月号をを無事GET!!

宣伝会議表紙














アナログ世代なのでやっぱりこれが手元にないと実感がわかないのよね。。それにしても清原果耶ちゃんが反則的にかわいすぎる。なにこの透明感。もはや同じ人類とは思えない。表紙だけでごはん3杯イケる。

さて中身はというと、何と言っても特筆すべきはセメダイン。今回は前回以上にめちゃくちゃ攻めてる。実際の通過コピーにまさかのダメ出しを連発。しかもかなり痛烈。2次通過のコピーすらバッサリと一刀両断。

しかもこれ、審査員とか審査システムにも暗にケンカを売ってるよね。審査員が選んだコピーに「こんなの求めてません」って言ってるのと同じだもの。決して安くはない協賛金を出してるんだから当然といえば当然だけど、なかなかできないでしょ。たまたまダメ出しされちゃった人はショックかもしれないけど、それだけ本気で、より実務に近い形で真剣に選んでくれているのが伝わってくる。その期待に応えるコピーが書きたいと思わせてくれるもの。なんとか喰いつきたい。

全体的に例年よりはやりやすそうな感じではある。決して簡単そうって意味じゃなくて、まったく手も足も出ない課題が少ないって意味で。グランプリの林さんのインタビューにもあったけど、やっぱり基本は本数を書かないと。量が質を生むってのは間違いないし、そもそも少数精鋭で勝負できる実力も選ぶ目もない。

かといってやみくもに数だけ書けばいいわけじゃない。下手すぎる鉄砲はいくら撃っても当たらなし、うすっぺらいコピーじゃ通用しない。その質と量のバランスの見極めが難しいのよね。ここ数年はなんとなく800本をひとつの目標にしてきた。今年は課題数も増えたし、もうちょい増やして1000本を目指してみよう。決して林さんに影響されたからじゃないんだからね・・・。

林さんといえば、前回のグランプリのコピー『現金なんて、お金の無駄づかいだ。』が実際に起用されてたけど、なんでまたよりによってラジオCMなのよ。しかもなんだか変に回りくどいし・・・。単体でも十分通用するめちゃくちゃ強くて素晴らしいコピーなのに何だかもったいない。これこそ無駄づかいじゃないの。オクーさんの『冷やす前からクールです。』は無駄がなくてスタイリッシュでいい感じ。

受賞はもちろんだけど、実際に使ってもらえるようなコピーが書きたいなぁ。とにかく考えて考えて考えて書いて書いて書きまくるしか道はない。