どうも、YOASOBIの協賛企業賞にいちばん近かったは・ず・男です・・・



3月1日発売の『宣伝会議4月号』にて、『第59回宣伝会議賞』ファイナリスト・協賛企業賞・二次三次通過者が発表されました。

もうね、あまりの不甲斐なさにとてもいつものテンションで書くのは無理なので、粛々と結果のみをお知らせします。


一次通過 24
二次通過  4
三次通過  0

おしまい。













YOASOBIに身も心ももてあそばれました・・・






いやね、この結果だけをみたら正直かなりいいほうなのよ。ここ数年は毎回一次止まりだったから、二次に4本とかミラクルよミラクル。実力を考えたらじゅうぶん凄い!!えらい!!がんばった!!

ところがですよ、いかんせんコピグラメンバーの活躍がやばすぎた。協賛企業賞受賞はわらわらいるし、まだ挑戦しはじめて数回目なのに「1000本出しました」とか、当たり前のように「三次通過しました」とか・・・。最初は10とか20出すのがやっとだったし、100本出せたらそれだけでもうめちゃくちゃ凄い。1000出せるようになったのだってここ最近。三次なんて夢のまた夢で、一次通過するかどうかで一喜一憂したもんですよ。すっかりインフレしちゃって全然ついていけない。おそらくファイナリストにもいるだろうし。本当にスゴイとしか言いようがない。絶対王者の肩書きが泣いてますよ・・・


二次通過した課題は【キッコーマン】・【サントリー】・【Pマーク】・【松井証券】。ド本命だったキッコーマンが残ったのはよかったけど、自信作じゃなくてまったくのノーマークのコピーってオチだろうなぁ。あとの3課題はいま見直してもどれが残ったのかまったくわからん。


逆にもしかしたらハネるかも?なんて期待してたShufoo!は例によって不発。そしてあれほど期待してた一次トップ通過のYOASOBIは、大方の予想を裏切ることなく日通⑦の二の舞。まったくお約束にもほどがあるだろ・・・。三次とは言わないからさ、せめてひとつくらい二次通過してくれてもいいじゃん。


しかもですよ。確かなスジからの情報によると、協賛企業賞の連絡は1/31に来たんですって。で、前回のブログ更新が2/2。ということはですよ、あれだけテンションあげてトップ通過を自慢して大はしゃぎしてたときには、とっくに死亡が確定してたわけで・・・


つまりYOASOBIの受賞者はもちろん、協賛企業賞の受賞者全員、オッサンがひとりではしゃぎまくってドヤ顔で浮かれてるのを



( *´艸`)プークスクスwwwwwwww 




って感じで見てたってことよね。ちょっとあまりにも恥ずかしすぎやしませんか・・・。これでさらにSKATで公開処刑されるわけでしょ。受賞してないYOASOBIのコピーなんて黒歴史以外の何物でもない。すでにだいぶかわいそうな人になってるのに、完全にオーバーキルですよ。

にしても受賞作発表を贈賞式まで引っ張るとか、特別扱いがすごくない?これはご本人登場で大正浪漫生LIVEとかあるかも?逆にリモートでコメントのみとかだったらブーイングでしょ。受賞者はグランプリ級の注目度でうらやましい。ここまで特別扱いするならこの際ついでに一次トップ通過の俺も呼んだらいいと思うのよね。行く気マンマンで休み入れてたからめちゃくちゃヒマしてるのでオファー待ってますよ。


で、毎年毎年同じことばっかくり返してるんでもうこの際1年前の記事をコピペすればいいんだろうけど、ファイナリスト作品も協賛企業賞も見事過ぎてため息しかでない・・・。書けそうで書けない絶妙なラインをズバッと突いてくる。でも中には「近いとこいってんだよなぁ~」ってのもあるから、余計に悔しい。知ってる人が多いから言うわけじゃないけど、特に協賛企業賞は好きなのばっかり。


さすがに全部は無理なので、気になる作品をいくつかピックアップ。いつものように独断と偏見と嫉妬と悔しさMAXで感想をば



【イー・スピリット】 宮崎 響 さん



芸能事務所1020社に電話をかけるか、イー・スピリットか。



さっそくコピグラメンバーの作品。ぐぎぎぎぎぎぎ・・・。こんなの誰がどう考えても「イー・スピリット一択に決まってるじゃん」って思うもんね。公式HPにはいろんな数字が並んでるからみんなこれ系のは考えたんだろうけど、とにかくこれ以上ないくらいわかりやすい。前半のゴチャゴチャ感に対して、後半のスッキリ感で視覚的にも社名が強調できてる。そこまで計算してるんだろうなぁ。



【クレディセゾン】 西海 博之 さん



わたしに近い、AMEX。



これは悔しい~!!「わたしにちょうどいいAMEX」なら出してた。一次通過してたのはこのコピーかな?ニアピン賞とかないですか?

コピーは句読点のありなしや表記の違い(漢字かひらがなかカタカナ)だけでもガラっと印象が変わるから、一字一句同じでない限りは別ものなのよね。紙一重っぽく見えても全然違う。でも悔しいなぁ~。完全に負け惜しみです。



【色彩検定協会】 藤榮 卓人 さん



足りていないのは、配慮ではなく、知識でした。



何となく「みんなに優しく」みたいなもっと配慮しよう系のふんわりコピーばっかり出してたから、見た瞬間に自分の浅さを見透かされた気がした。配慮するのは当然で、そのために本当に必要なのは何か・・・

クライアントからしたらきっと「そうそう、これが言いたかったのよ」ってそのものズバリのコピー。オリエンに「配慮にはまず気づきが必要です」ってまんま答えが書いてあるようなもんなのに、全然気付けなかった。もちろんキャッチ―に表現するのは手段のひとつだけど、いちばん大事な本質をはずしちゃダメなんだよなぁ。



【事業構想大学院大学】 密山 直也 さん



夢を夢で終わらせないのが、構想です。



受賞を知って震えて、さらに受賞コメントで泣きそうになりました。コピグラを主催して、コピー好きもコピーに興味なかった人もコピー沼に引き込み、たったひとりで1日に何十時間もかけて審査して、応募コピーをコメント付きでnoteにまとめて、それを驚異のハイペースで定期的に開催。いったいいつ寝てるのよ?

それだけでも十分凄いのに、宣伝会議賞の応募者を爆増させ、協賛企業賞受賞者を何人も輩出し、自らもフル応募して、きっちり結果を残す。当然相当なプレッシャーもあったはず。それを真っ向からはねのけて、ちょっとでき過ぎなくらいかっけぇぇぇぇ。完全に漫画の主人公ですやん!!さすがローラー!!俺たちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!受賞コピーがまるでご自身を表してるみたいでこれまた泣けるほどカッコイイ。

夢を夢で終わらせないのが、ローラーです。

しか~し、いつか倒す!!



【島津制作所】 見田 英樹 さん



未来は、見えないパーツの集合体だ。



またしてもコピグラメンバー。誰もが苦手な難易度の高いコーポレートメッセージ。そして誰もが「未来」を使いがちで雰囲気コピーになりがち。なんだけど、そこに事業内容を見事にマッチングさせるキーワードを持ってくることですっごくカッコイイコピーになってる。「集合体」なんて単語、絶対出てこないわ~。

ジャックさんは人柄がよくてめちゃめちゃ努力家。コピーも写真撮るのもうまいし「いつ受賞してもおかしくない」ってずっと言われてきた。だから自分のことのように喜んでる人がたくさんいるし、悔しいと思う以上にこっちまでうれしくなった。これをきっかけに受賞の常連として一気にブレイクしそうな予感。

しか~し、次は倒す!!



【春華堂】 岡本 優吾 さん



たぶん、このまま生えてた。


これは書けない・・・。たぶんコピーの勉強をすればするほど書けなくなるやつ。少なくとも俺には絶対に無理。いい意味で素人感というか、中高生部門みたいなフレッシュさがある。もしプロの方で狙って書いたとしたらかなりの手練れだと思う。

もぎたてのパイナップルの果肉ゴロゴロ感とかジューシー感とかはもちろん、想像したときのビジュアルで可愛らしさまで表現できてる。圧倒的なユーモアとオリジナリティ。参りました。



【凸版印刷】 阿部 伸也 さん



いろいろ、する、会社。



「その手があったか・・・」と唸ったコピー。当然自分も関連ワードをもじったものを考えたけど、まさかこんなにど真ん中が残っていたなんて。灯台下暗しってのはまさにこのことよね。

しかもうまく言っただけでなくて、シンプルでわかりすくてしっかり機能する、これ以上ない大正解コピー。なんなら小学生にだって伝わるもの。「事業規模拡大を表現してください系」の課題は過去にいろんな企業が出してるけど、歴代NO.1だと思う。読点の使い方もにくい。昨年のキッコーマンに続き2年連続。コピグラメンバー凄すぎる。



【パナソニック】 三吉 学 さん



ビューポイントは、車内にもありました。



最大のポイントは「ビューポイント」ってキーワードの発見に尽きる。「大画面」「高画質」「ブルーレイ機能」「進化したナビシステム」などなど、訴求ポイントはたくさんある。それぞれにコピーは書けるけど、どうしても細切れになって魅力が分散しちゃう。それを全部ひっくるめてビューポイントと表現したのはお見事。ドライブがもっと楽しくなりそう。コピグラではいつも本数限定して強いコピーを書こうと努力していたから、きっとその成果が実を結んだと思う。



【プラスアルファ・コンサルティング】 谷 明展 さん



お客様の声に、目を傾けよう。



見た瞬間「またいるよ~」って声が出た。毎年フル応募なのに、今年はあんまり書けなかったって噂を聞いてた。それなのにキッチリ結果を出してくるあたり、さすがとしか言いようがない。

そして「なんでこれが書けないんだよ~」とも思った。まさに書けそうで書けない絶妙なコピー。決まり文句をちょっと変えただけで、これ以上ないくらい見事にハマってる。基礎から応用まで幅広く抑えてるから本数少なくても結果が出せるんだろうなぁ。



【分子生理化学研究所】 上條 直子 さん



規格外を、企画にする。



これも書けそうで書けない。毎年信じられないくらい受賞してる川柳の名手むーむーさん。関連ワードを見つけ出して活用するのはお手のもの。この方向はきっと誰もが考えたレッドオーシャン。その中で勝ち残ったのは、奇をてらわずにシンプルに課題にまっすぐ応えたからだと思う。俺ならもっとこねくりまわしたくなっちゃうもんなぁ・・・



【みんなの銀行】 飯島 夢 さん



友達と、はじめて銀行の話をした。



今回の協賛企業賞の中で、いちばん好きなコピー。レトリックや言葉遊びもない。関連ワードやインパクトのある言葉も使ってない。誰にでも伝わる平易な表現で派手さないけど、ちゃんと発見と実感と共感があって絵も浮かんでくる。ターゲットのZ世代にとって、銀行をグッと身近に感じさせることができそう。「こういうのが書きたい!!」と思った理想のコピー。


他にも本当にいいのがたくさんある。CMは三菱重工だけだったけど、それもシンプルだけど壮大でとっても好き。全部語りたいけど時間もキリもないからこの辺で・・・


毎回思うことだけど、コンスタントに結果を出す人はみんな、とにかく「着地」(ちゃんと商品に落とし込む)がうまい。体操やフィギュアスケートでもそうだけど、どんなに高く飛んでも何回ひねりを加えても着地を失敗したらすべて台なし。コピーもついつい「ジャンプ」(発想の飛躍)や「ひねり」(表現の工夫)に力を入れがち。その方が面白くてセンスがあるように見える気がするから。でも誰にでも伝わらなければまったく意味がない。協賛企業賞もファイナリストも狙える人は、ちゃんと基礎をおさえて着地ができてから、さらなるジャンプやひねりに挑戦してる。頭ではわかっていても、いざ書き始めると上手いこと言いたくなっちゃうんだよなぁ・・・


贈賞式は3月10日。今回は協賛企業賞の受賞者も参加できるらしくて本当によかった。こんな状況ではパーティーは無理かもしれないけど、せっかく受賞したのにリモートじゃ寂しいもんね.。
YOASOBIもきっと来るよなぁ。めちゃくちゃうらやましい!!

会いたい人がたくさんいるからいつもなら受賞してなくても押し掛けて出待ちするんだけど、まん防も延長されたしさすがに今回はおとなしく家で生配信見ながらふて腐れてることにします。

ファイナリストにも知ってる人絶対いるだろうし、皆さんの勇姿とグランプリの行方を歯ぎしりしながら見届けます。贈賞式、めいっぱい楽しんできてください。



受賞者の皆さん、本当におめでとうございます!!




しか~し、次は全員倒す!!