宣伝会議賞のすすめ

国内最大の公募広告賞「宣伝会議賞」を通じて、キャッチコピーの魅力を少しでも多くの人に伝えたいと願う素人メタボ親父のブログ。 目標はグランプリと100万円!!そして『日本一コピーのうまい葬儀屋』を目指します。

カテゴリ: 第8回SCCしずおかコピー大賞


寒さが厳しくなるにつれ仕事が増えていくのはいつものことなんだけど、今年はいつも以上に多い、多すぎる・・・。


宣伝会議賞が終わってようやくのんびりマリオでもやるかな~なんて思ってたのに、そんな時間どこにもない。しずおかコピーことも書かなくちゃと思ってるうちに、ファイナリストが発表されちゃいました。



第8回SCCしずおかコピー大賞 ファイナリスト発表



とりあえず今年も『課題6:「広告出すといいことあるね」を伝えるコピー』で1本だけファイナリストに残ることができました。


「よく残れたなぁ」ってのが率直な感想。本当にギリギリかろうじて首の皮1枚でって感じ。運がよかったとしか言いようがない。


前回は自信あるコピーが2本通過して受賞までできたから、何となく何かをつかんだ気になってた。でも今回1番自信があったのは、あっけなくボツ。まったく期待していなかったいわゆる「置きにいった」コピーが残ってしまった。あいかわらず見る目がない。こうなるとブログ更新できなくてよかったのかも。また自己満コピーを自信満々に語って黒歴史を増やすところだった。


確かに納得感はあるけど、とにかく致命的に面白くない。他のファイナリスト作品と比べたら一目瞭然。理屈っぽくて硬くてまったくセンスを感じない。もっとこう感覚的というか本能的というか心からの叫びみたいな、そういうコピーが書きたいんだけど・・・。


というか、他にそういうコピーを書いたつもりだったのにまったく残らないってことは、つまりはそういうことで、そういうコピーを書くのは根本的に向いてないらしい。普段はテキトー過ぎるくらいテキトーなのに、コピーだけは変に考えすぎるっていうか、型にハマりすぎてるっていうか・・・。もうどうすればいいのかわかんない。


まあ何だかんだいってもファイナリストに選ばれたってことは、とっても栄誉なこと。今回も静岡会のメンバーが自分以外に4人も残ってる。しかもそのほとんどが複数通過。かろうじて主催者としてのメンツは保てたけど、もう少し空気を読んで手加減してくれないと・・・流行りの忖度ってやつですよ。使い方あってる?


今年はコンペで何の結果も出せなくって、これが最後のチャンス。でもノミネート作を見る限り受賞はなさそう・・・というかない。でも授賞式とその後の飲み会だけを楽しみに仕事してたから、死ぬほど忙しくても何とか生きていけそう。


今年もメンバーから受賞者がでますように。で、授賞式と静岡会が盛り上がりますように。コピーが好きな人たちとコピーの話をできるのが楽しみで仕方ない。















まずはとにもかくにも、サッカー日本代表W杯出場決定おめでとう!!


いやぁ、本当によかった。オーストラリアとは相性悪いし、ここまでの監督の采配もイマイチだったからスターティングメンバー見ても正直不安だった。サウジがUAEに負けて、仮に負けでも次があるって状況もかえって嫌な予感しかしなかった。でもフタを開けてみればまさかの快勝!!日本が強くなったというよりオーストラリアが弱くなった感もなきにしもあらずだけど、とにかくよかった。2点目の井手口のゴールには鳥肌たって思わず叫んじゃった。



閑話休題。
  
一度使ってみたかったんだけど、これであってる?



明日から始まる宣伝会議賞よりも一足早く【第8回SCCしずおかコピー大賞】の課題が発表されました。今年は全部で6課題。とりあえずは初見での印象を。




課題1 経済新聞を読みたくなるコピー



新聞は地元の超ローカル新聞かとってない。しかも目を通すのは死亡広告とお悔やみ欄くらい。一般紙だってラーメン屋に行ってスポーツ新聞がないときにしかたなく手にするくらい。ましてや経済新聞ときたら、生まれてこのかた手にした記憶すらない。

金融関係の仕事や株をやってる人が読んでるっていう何のひねりもないイメージしか出てこないし、正直何が書いてあるのかもよくわからない。いい歳したオッサンがこんなんじゃマズイよなぁとは思うけど、読まなくても特に困ってないからなぁ。そんな自分でも読みたくなるようなコピーを考えればいいんだろうけど、難しいよなぁ。




課題2 やっぱり結婚式をやってよかった!と思えるコピー



前回はお葬式で今回は結婚式。結婚式といえばまっ先に浮かぶのは最近話題になったゼクシィのコピー。今年まちがいなく大きな賞に絡んで、後世に語り継がれるであろう傑作コピー


 結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです。


こんなこと言われてみたいし、言ってみたいわ~。もう大好き以外の言葉がない。あとは何年か前の宣伝会議賞でも結婚式の課題(アイプリモだっけ?)があったっけ。あとでSKATで確認しないと。


6つの中では1番やりやすそうだから競争率も高そう。その分ただ当たり前にフツーのことを言うだけじゃダメだよね。普遍的で共感できる部分がありつつそれでいて発見があるというか、自分で言っててよくわかんないけど漠然としたイメージはある。それをちゃんと伝わる言葉にできるかどうか?




課題3 地元静岡県を離れて就学・就業した人が、静岡県にUターン就職・転職したくなるコピー



はい、お手上げです。見た瞬間、速攻白旗ふりまくりですわ。毎回必ず出てくる「静岡」絡みの課題。「静岡でラジオを聴きたくなる」だったり「静岡を世界にアピールする」だったり。静岡のコンペなんだから当然といえば当然なんだけど、どこまで静岡を反映させればいいのかいっつも悩まされる。で、ファイナリストに残ってるのはダジャレコピーだったりするのよね。やっぱり郷土愛を強調する感じになるのかな・・・。これはかなり手強い




課題4 このまちの未来のために、寄付したくなるコピー



これまたお手上げ。猫の手も借りて手をあげたいくらいお手上げ。白旗を目にもとまらぬ速度で振る自信がある。このまちの未来のために・・・なんてそこら中の地方自治体が使ってそうなテンプレコピーよね。漠然としすぎてて方向性がつかめない。ちゃんと調べれば寄付金がどういうふうに使われて、どれだけの人が恩恵を受けてるかわかるんだろうけど、初見では苦戦する予感しかしない・・・




課題5 「そろそろマイホーム」を真剣に考えたくなるコピー



難しい課題が続いたから、こういうのがあるとホッする。王道というか定番というかお約束というか。砂漠で見つけたオアシス的な。結婚式と並んで誰にでもとっつきやすい。だからといって決して簡単ではないけど。既視感アリアリの予定調和なコピーは通用しないだろうけど、普遍性も求められる。てかさっきから普遍性ばっかりだな・・・。ど真ん中どストレートの強いコピーが目標だけど、どうだろ。




課題6 広告のイメージアップにつながるコピー



広告好きの自分からすると、こんなに面白いもんはないと思うんだけどね。しかもほぼ無料だし。たった数秒の広告でもどれだけ多くの人が関わって、どれだけ時間をかけて、どれだけ工夫して作ってるかを知ってるつもり(あくまでつもりだけど)だから、嫌いな広告なんてないしな~。確かにイラっとするCMもあるし、録画したドラマを見るときは続きが気になって飛ばしちゃうこともあるけど。


唯一なくして欲しいのは、スマホで上から下へと流れてくるやつ。特にエロとか出会い系のやつはうっすらステルス仕様になっててたちが悪い。あれは逆効果でしかない気がするんだけどどうなの?あやしいサイトばかり見てるから自業自得なのかな。でもあんな広告でも大事な収入源だし、多くのコンテンツはそれで維持されてるんだよね。まあ興味のない人からしたら好きか嫌いでしか判断しょうがないか。




毎回言ってるけど、1課題2本って制限がキツイ。6課題でたったの12本。遊び球を投げる余裕がない。応募総数が仮に5000本としてファイナリストが10本×6課題=60本。通過率でいえば宣伝会議賞の1次くらいだから計算上何とかなりそうな気がするんだけど、2本しか出せないせいでハードルがぐ~んと上がってる。


ブログには書いてないけど今年もSCC主催のコピーの学校に月いちで通ってます。そろそろてっぺん獲って卒業しないと講師の方々に合わせる顔がない。前回ようやく協賛賞を獲れたけど、グランプリは静岡すすめ会のメンバーだったから素直に喜べなかったのよね。飲み会でデカい顔するには、他のメンバーにも負けちゃいられない。でも困ったことにみんなホントに強敵なのよ。


静岡県の方、ぜひぜひ参戦してください。いっしょに静岡を盛り上げて、いっしょにおいしい酒を飲みましょう。たとえ受賞できなくても大丈夫。反省会を理由に飲みましょう。静岡以外の方、いいコピーがあったらこっそり教えてください。あくまでこっそりですよ。(賞金の取り分は応相談。)


日本一コピーのうまい葬儀屋になるためにも、まずは静岡を制さないと。静岡を制する者は全国を制す!!はず。そのためには月並みだけど、とにかくがむしゃらに必死でやるしかない。宣伝会議賞ともども頑張っていきまっしょい。







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