贈賞式から1週間がたちました。だんだん記憶も薄れてきたし、長々書くのも飽きてきました。このままだと最後までたどりつかない可能性もなきにしもあらず・・・
しかも前回・前々回が思いのほか好評で、期待値が妙に上がってる。プレッシャーにはすこぶる弱いので、とにかくこれ以上は期待にしないでください・・・。そしてハードルが高くなればなるほど、燃えるどころか逆にくぐりたくなるタイプ。
そこで今回は大胆にショートカットしちゃおうかと。
メインの贈賞式で手を抜くなんてある意味斬新!!でも昔から言うじゃないですか、「百聞は一見にしかず」って。あーだこうだいうより見ればわかる。
というわけで贈賞式本番の様子はこちらをご覧ください。
次回はようやく懇親パーリィに突入します。
・・・さすがにここまで手抜きだと怒られそうなので、ちょっとだけ補足を。
まずは中高生部門。
グランプリはプロアクティブの
もうイクラ軍艦とはよばせない 早川 源さん
何と言っても「イクラ軍艦」のインパクトに尽きる!!こんなの絶対浮かばないし、仮に浮かんでも使わない。でもこれ、リアルで言われたらかなり傷つくよね。
他に好きだったのは、
河合塾の協賛企業賞
誰にも言えなかった夢が、堂々と言えるようになった
齊藤 優香さん
大修館書店の協賛企業賞
1273ページ。君の落書きがあるページ。
新谷 由希子さん
永谷園のブロンズ賞
「それなら入る」と、胃は言った。
牧野 暖さん
皆さん言われているように、とにかくレベルが高い。変な計算やあざとさが見えなくて、素直でフレッシュなコピーばかり。キュンキュンしちゃう。心の汚れたオッサンには絶対書けないし、眩しくて直視すらできない・・・。審査員が若いってのもあるのかもしれない。
ところで中高生部門の受賞作を見られるのって、贈賞式のyoutubeと誌面のみ。中高生が宣伝会議なんてニッチな雑誌、それも1,800円とかするのにわざわざ買わないでしょ?せめて公式サイトに載せてあげてもいいんじゃないの。
続いて協賛企業賞
ちなみに俺の出番は、42:56~あたりから約2秒。ただでさえ短いのに、他の受賞者よりさらに短い気がするんだけど、やっぱこう、絵的に厳しいって判断ですかね・・・。前は名前呼ばれて立つと一瞬アップになったのよね。そこで一礼したりピースしたりアピールできたんだけど。直前まで何かしてやろうと思ってたけど、誰も何もしないから大人しく流れに従いました。
それはいいとしてもさ、コピーを読み上げないのはやっぱりありえない!!メインはファイナリストとはいえ、中高生部門だって協賛企業賞だって、みんな必死に考えて応募してその中からクライアントが選んだグランプリなわけよ。グダグダなリハーサルをやる時間があるなら、その分早くはじめて読み上げればいいじゃん。
代表して表彰したグルメ杵屋の専務さんから講評。自分でも応募するほど熱心だし、選んだ理由もちゃんと説明してくれて真剣なのがすごく伝わってとてもよかった。ただね、最後に突然魔法のコトバなんて言いだすもんだから、どんな名言が飛びだすのかと思ったら、
まさかの「オープンセサミ」って・・・
会場中が一瞬「んっ????」って空気になった。
どうせならいっそそじ坊らしく、
「すりおろせ、わさび!!!」
とかで良かったんじゃない?どっちみち空気は固まるけれども・・・。
さて、いよいよ重賞の発表。自分の出番は終わったけど、ファイナリストに知ってる人が4人もいるおかげで、最後の最後までドキドキできる。そしてグランプリ予想の結果はいかに・・・
まずはシルバーの発表。
Iさんが伊右衛門のCMで受賞!!これはめでたい。そして予想も的中。他に伝統的工芸品とトクヤマデンタルは当たったものの、結果、7本中3本しか当たらず・・・。
表彰の場面。以下同文がイヤだからと一言コメントつき。でも最初だけであとはおめでとうのみ。結局以下同文と大差なしだったのは、ちょっとかわいそう・・・。
続くCMゴールド、コピーゴールド、眞木準賞の発表。
コピーゴールドは北海道のMさん。同時に協賛企業賞もトリプル受賞の快挙。しかも前回も協賛トリプル受賞。ちなみに販促コンペでも複数受賞してる。もう何もかもが別格すぎる。お会いして色々話ができるのを楽しみにしていたのに、残念ながら欠席。ゴールドで卒業だからもう会えないんだよなぁ・・・。
そしていよいよ栄えあるグランプリ。
この時点でNさんも、M山さんも、Tさんもまだ名前を呼ばれていない・・・。「こいこいこいこいこい~!!!」と必死で祈ってた・・・
結果はご存知のとおり、カクイチの
ホースの代わりって、ない。 谷尾 裕一郎さん
予想ではまったくのノーマーク。パッと見て「確かにそうだな」と感じはしたけど、ちょっとシンプル過ぎるかな?と。でもそのシンプルでストレートなところが評価されたのかな?完全に後付けだけど、他のコピーは少し理屈っぽくて、考える時間がいる。コピーゴールドもそうだけど、グランプリにはひと目で伝わるスピード感とインパクトがあったってことなんだと思う。ホースってめちゃくちゃ地味だけど「代わりはない」って断言されちゃうと、一気に存在感が出る気がするもんなぁ。
花束贈呈に登場した清原果耶さん。顔ちっっっさっっっ!!!!!俺の4分の1くらいしかないじゃん!!同じ人類とは思えん。懇親パーティーに来なかったのは残念。
受賞の有無にかかわらず、ファイナリスト作品はどれも本当に素晴らしかったと思います。果たして自分にこのレベルのコピーを書いて、ファイナリストとして舞台に立てる日はくるんだろうか・・・
結局予想的中はシルバー3本のみ。心配していたとおり、完全にデスブログ方向の予想になってしました。各賞の候補にあげてしまった皆さん、ごめんなさい。
それともうひとつお詫びしなければならないことが・・・
「すりおろせ、わさび!!!」ってなんだよ。
ダダ滑りじゃねーかよ!!!
なぜこれでイケると思ったんだよ!!!
「キレッキレですね」とか褒められて、つい勘違いして調子に乗ってしまいました。だからこれ以上期待しないでって言ったじゃん・・・
本当にごめんなさい・・・